我が家はゲームをすることがあまり無かったのですが、自粛期間が長くなったのをきっかけに昨年ついにSwitchを購入しました。ゲームソフトも徐々に増えてきて、子供からソフトの収納ケースが欲しいとリクエストがきたので、家で保管する用に「ゲームソフト収納ケース」を編みました。
編地だけだと強度に不安があったので、内側にクリアファイルを貼ることでケースを補強しました。それでも外に持ち出すにはまだまだケースの強度が足りないので、収納ケースと言いつつ持ち運び用には向かないかと思います。。。自宅での保管用におすすめします！編み図と編み方をご紹介します。
１．材料
・刺しゅう糸(１束 約８ｍ)・・・２束
・クリアファイル(３cm×６.5cmに切り出したもの)・・・１つ
・ボタン(直径約１８ｍｍ)・・・１つ
かぎ針 ３号、布用両面テープ、閉じ針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使っています。クリアファイルは、指定サイズに切り出してください。
２．編み図と編み方
１．収納部分を編む
「鎖編み」１２目の作り目から編みはじめ、前段の編み目頭奥１本を拾って「細編みのすじ編み」(うね編み模様)を２０段編みます。詳しいうね編みの編み方は、リンクを参考にしてください。
クリアファイルに両面テープを貼ります。
続いて、クリアファイルを編地に貼ります。編地の上下左右１段(１目)内側に、クリアファイルが位置するよう貼り付けてください。剥がれないようにしっかりと貼ります。
２．サイドとフタを編む
編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。
編地を２つに折り、開口側に糸を付けて、画像の→の方向に編み進めます。折りたたんだ前後の編地２枚を同時に拾いながら、「細編み」を１０目編みます。
端まで編んだら、糸をカットして編み終わりの処理をしてください。
反対側のサイドは、折りたたんだ底部分から開口部に向かって編みます。
先ほどと同様に、前後の編地２枚を同時に拾いながら「細編み」を１０目編みます。
端まで編んだら、立ち上がりの「鎖編み」１目を編み、サイドの「細編み」の足(画像の→の箇所)を拾って「細編み」を１目編みます。続けて開口部の端の目を拾いながら「細編み」を１２目編みます。最後は、反対側のサイドの「細編み」の足(画像の→の箇所)を拾って「細編み」を編みます。フタの１段めは全部で１４目になります。
続けて編み図のとおりに減らし目をしながら、フタを編み進めます。
７段めは「細編み」１目、「細編み２目１度」、「細編み」１目を編んだあと、「鎖編み」を４目編みます。前段の「細編み」４目を飛ばして、５目めに「細編み」を編み、「細編み２目１度」、「細編み」１目を編みます。
８段めは「細編み」を１０目編み(前段の鎖目部分には「細編み」を４目編み入れます)、最後は糸をカットして編み終わりの処理をします。
仕上げにフタのフチ編みをします。フタの編みはじめ１段めの「細編み」の足に糸を付け、端の目を拾いながらグルリと「細編み」を編みます。
編み終わりは、糸をカットして編み終わりの処理をしてください。
３．ボタンを縫い付け、ストラップ部分を編む
カード収納部の編地上から２段めあたりにボタンの端が位置するのを目安に、ボタンを縫い付けます。内側にクリアファイルが貼り付けてありますが、うね編みの編地凸部を拾って針を入れると、ボタンを縫い付けられます。
最後にストラップを編みます。糸を１m程度用意し、フタの１段め、２目めあたりにかぎ針を入れて糸を引き出します。スレッドコードを編むので、端の糸を３０cm程度残して糸を引き出してください。引き出した糸で「鎖編み」を１目編みます。
続けて、端の糸をかぎ針にかけながらスレッドコードを８目編みます。８目編んだら、最後は編み糸と端の糸２本同時にループから引き出し、糸を引いてループを引き締めます。
先ほど糸を付けた箇所と同じ目に再びかぎ針を入れ、糸を２本同時に引き出します。
引き出したループに糸を２本通し、ループを引き締めます。
よぶんな糸を編地の目立たないところに処理したら「ゲームソフト収納ケース」完成です！
コードにリングを通すと、複数の収納ケースをまとめられます。
Switchのソフトだけではなく、SDカードなども収納できると思います。中身が外側から見れないのが難点ですが、カラフルなケースが連なっている様子は見ていて癒されます♪
重ねて言いますが、ケースの強度があまり無いので、ソフトの持ち運びには向かないかと思います。自宅での保管用におすすめします！
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです♪
