2月にあるバレンタインデーへ向けて、プレゼント用の「ハート型の小物入れ」を編みました。
バレンタインデーは私が若かりし時とは違い、娘にはすっかり友チョコ交換の日になっているようです。でも今年はコロナ禍ということもあり、個人的には手作りチョコの交換は行わない方が良いかなと思っています。市販品交換も人によってはためらう方もいるかと思うので、判断が難しいですが。早く以前の日常に戻って欲しいと願う日々です。
今年は娘と相談し、チョコを手作りしない代わりに、購入したお菓子を可愛くラッピングしよう!をテーマにバレンタインを楽しむことにしました。という訳で、今からラッピングに使えそうなアイテムをいくつか考えてみたいと思います!第1作めは「ハート型の小物入れ」を編みました。以前編んだ物より大きいので、一口チョコなどを入れるのにピッタリです♪編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸(1束 約8m)・・・3束
かぎ針 5号、とじ針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。刺しゅう糸を使わない場合は、重さ 約6g(糸長 約24m)を用意してください。
2.編み図と編み方
編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。
1.小物入れ底の編み方
「鎖編み」13目の作り目から編みはじめ、裏山を拾いながら「細編み」で1段めを編みます。画像は裏山を拾いながら1段めの片側を編み終わったところです。続けて鎖目を拾いながら→の方向に編んでいきます。黒い〇の箇所で「細編み3目1度」を編んでください。
1段めを編み終わりました。以降同様に、ハートのとんがりの箇所で増し目、へこみ箇所で減らし目をしていきます。ハートの丸い部分は、楕円を編む時と同じ増し目をしながら編んでください。楕円編みの中央を曲げていくとハート型になるというイメージです。
4段編み終わりました。ここで一度編み終わりの処理をして糸をカットします。
5段めは、4段めの編み終わりと同じ箇所に糸を付けて、増し目をしながら「長編み」で編みます。
2.小物入れ側面の編み方
画像は5段めまでを編み終わったところです。6段めは、立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、5段めの「長編みの足」を拾いながら「細編み」を編んでいきます。画像の黒い線の箇所になります。
「長編みの足」にかぎ針を入れ、
針先に糸をかけて引き出します。
再び針先に糸をかけて、かぎ針にかかっている2ループを引き抜き「細編み」を完成させます。
6段めは①の方向に編み進めましたが、7段め以降は②の方向に編んでいきます。一度かぎ針を抜いて方向転換しても良いですし、立ち上がりの鎖目を編んだ後、かぎ針を入れたまま編地を回しても良いです。6段めは側面を内側から見ながら編みますが、7段め以降は側面を外側から見ながら編んでいきます。糸を3色用意した場合は、6段めの編み終わりで一度編み終わりの処理をし、新しい糸を付けてから7段め以降を編んでください。
8、9段めは増減無しで「細編み」を編みますが、10段めはハートのへこみ部分で「細編み3目一度」を編みます。編み終わりの処理をして完成です!
大きさは 横(約10cm)×縦(約8cm)×高さ(約2cm)になります。
色違いも編みました。色の濃淡をつけると、ハート型がクッキリと出てきます。
小物入れとしては編地がやわらかいので、実際にプレゼントするときはさらに透明の袋などに入れると良いかもしれません。お好みの色で編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。