スズランテープ[PEテープ]を使って小物入れを編みました

スズランテープ[PEテープ]を使ってかぎ針編みで小物入れを編みました 雑貨

前回作りたいと宣言したのは、台所のカウンターに置いてある物を整理するためのボックスたちでした。我が家の台所のカウンターはティッシュ、ゴミ入れ、ハンドクリームや薬、ちょっとしたお菓子を置いていて、かなり雑然としていました。

ある日スズランテープを使ってバッグを編んでいる方が居るらしいとテレビで拝見し、これだ!と一念発起して、雑然としていたカウンターに手を入れました。

完成したのがこちら。

統一感が出てとてもすっきりとしました。どうしてもビニールの光沢が出てしまうので、そこは捉え方次第かなと思うのですが、私としては大満足です。これらの小物はテープ1つと少々で作る事が出来ました。コスパ最強です。

自分の好きなサイズに作れるのが手作りの良いところだと常々思っていた私ですが、今回は材料に選んだテープに苦戦を強いられることになりました。というのも、テープが固くて編んでいるときに手が痛くなり、淡々と編み進められなかったので、一つ完成させるのに時間がかかってしまったからです。完成させることに注力したので、作業途中の写真を撮る余裕が無く、今回はテープで編んだ小物たちのご紹介だけさせていただきます!

 

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1.スズランテープ/PEテープ/サンテープについて

100円ショップでテープを購入することも考えたのですが、好みの色を見つけられなかったので、ホームセンターで購入しました。「サンテープ」という商品で、値段は698円(税込み/2025年3月時点)でした。

以下は比較のために100円ショップで購入した「PE平巻きテープ」です。値段は110円(税込み/2025年6月時点)でした。

値段は各々1mにつき、「サンテープ」約1.4円、「PEテープ」約0.7円と倍近く違いますが、使われているビニール素材の手触りが全然違うので納得のお値段の違いです。

平な状態のままだと編みにくいので、一度テープを指でしごきました。向かって左側がサンテープ、右側がPEテープです。

一度しごいたテープを広げると、シワの入り方が違うのがわかりますでしょうか?サンテープのほうがハリがあり、パリパリとしています。PEテープのほうは柔らかく、どちらかというとポリ袋に近い手触りです。

9号のかぎ針を使って「鎖編み」を編みました。PEテープのほうが柔らかいので編みやすいですが、サンテープのほうが形が保たれています。

小物入れなどは形を保つために仕上がりは固い方が良いのですが、反対にバッグなど大きな物を編む時はPEテープのほうが柔らかくて良いかもしれません。編んでいる時の指の痛みも人それぞれだと思うので、用途に合わせて使い分けることをおススメします。

ちなみにこの2種類のテープのほかに、スズランテープやホームセンターオリジナルで出しているテープなども気になったので、機会があれば購入して比較して見たいと思います!

 

2.テープで編んだ小物入れのご紹介

ここからは、実際に編んだ小物たちのご紹介をします。

1.ティッシュケース

最初はティッシュケースを編みました。形は色々と試行錯誤したのですが、一番シンプルで編みやすい形にしました。編み目はすべて「細編み」です。

入れてあるティッシュは箱入りではなく、詰め替え用です。「わ」の作り目から編みはじめ、長方形になるように増し目をしながら編んでいます。

裏側にはティッシュを持ち上げても落ちないように、左右に底を付けました。

入れ替えるときは、隙間からティッシュを折りたたむようにして入れ込みます。ケースに付けた底が横から見えないように、後から高さを付け足しているのがこだわりポイントです。

【2025.07.02 追記:】

ティッシュケースの編み方を追加しました。

スズランテープ[PEテープ]を使ってかぎ針で編む「ティッシュケース」の編み方

 

2.卓上ダストボックス

4個作った作品の中でも個人的に一番気に入っているのが、この卓状ダストボックスです。

フタと本体を分けて編むことで、ポリ袋が外側から見えないように工夫しました。

上部を本体にはめられるように構造が2重になっていて、フタを開けても中に入れたポリ袋が出てきません。

上部と本体を2色で編んで、模様を付けても可愛いと思います♪キノコやネコなどバリエーションが色々出来そうです。

 

3.小物入れ

この小物入れは、ハンドクリーム、市販薬、体温計や爪切りなど普段良く使うものを入れるために作りました。大きさと形に悩みましたが、大きさは手持ちで一番大きな市販薬に合わせ、形も仕切りが1つのシンプルな物にしました。

私はもう少し小さくても良かったかなと思いましたが、家族には取り出しやすいと好評でした。

余裕があれば、片側だけフタを付けても良かったかもしれません。まだまだ改良の余地ありです。

 

4.お菓子ボックス

最後はお菓子ボックスを作りました。我が家では普段からすぐ取れるところにお菓子を常備しているのですが、少しずつ出さないと食べ過ぎてしまうので、お菓子を入れる部分のトレーはあえて小さめに編んでいます。

トレーはフタ部分に編みつけて、一体化しています。テープが途中で無くなったので、やむを得ず自宅にあったPEテープを加えて仕上げました。トレー部分を編まなければ、すべてサンテープで編めます。

ボックスには子どもが学校に持参するカロリーメイトや、お菓子のストックを入れています。

以上4つ作った作品をご紹介させていただきました。今後少しずつ編み方もご紹介していきたいと思います!

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

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