刺繍糸でかぎ針編み「よね編みのハンドジェルボトルカバー」の編み方

刺繍糸でかぎ針編み「よね編みのハンドジェルケース」の編み方 雑貨

近頃外出時に、消毒用のハンドジェルボトルを持ち歩く機会が増えました。ボトルが目薬と同様にバッグの中でよく迷子になるので、バッグの持ち手に取り付けられるようにボトルケースを編みました。ケースの編地は「よね編み」という技法を使って編んでいます。編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

以下の画像は私が使用しているハンドジェルになります。直径約5㎝、高さが約8㎝です。

材料はあくまで目安にしてください。このボトルより大きいサイズをお持ちの方は、使用する糸も多めに用意してください。

刺しゅう糸(5色) ・・・各約8m

ストラップの金具、かぎ針 3号

※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいきます。画像には入っていませんが、途中で糸が足りなくなったのでピンク色の糸を1束追加しました。

 

2.編み方

各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。

1.ボトルケースの底を編む

ボトルケースの底を編んでいきます。「わ」の中に6目「細編み」の作り目から編みはじめ、お手持ちのボトルのサイズに合わせて毎段6目の増し目をしながら編んでください。目安は、ボトルの底より1周り大きくなるまで編地を編みます。

円の増し目の方法は、以下の編み図を参考にしてください。

私のボトルは7段42目まで底を編みました。

側面を編む用の糸に変更して、1段めは目数の増減無しで「細編みのすじ編み」を編みます。

編み糸を付けて立ち上がりの「鎖編み」を1目編み、

前段の「細編み」の頭奥半目にかぎ針を入れます。

糸端を編みくるみながら、針先に糸をかけて引き出します。

さらに糸をかけてループを引き抜き、「細編み」を完成させます。

同様に編み進め、最後は編みはじめの1目めに「引き抜き編み」を編みます。

ボトルを合わせてみました。底がボトルより1周り大きなサイズになっていることを確認してください。

続けてもう1段、目数の増減無しで「細編み」を編みます。

 

2.ボトルケースの側面を編む

3段めからは、以下の編み図を繰り返して編みます。糸の色を1段ずつ変更して編んでください。前段と編み目が交互になるように、「引き抜き編み」をすることで段の編みはじめの位置をずらしながら編みます。

3段めは2段めと同じ糸で「よね編み」を1段編みます。

4段めは2色めの糸に変更します。2回めの「引き抜き編み」をするときに糸の色を変更して引き抜き、続けて前段の鎖目をすっぽりと拾って「細編み」を編みます。

画像は4段めの編み終わりになります。編みはじめの「細編み」の頭を拾って「引き抜き編み」を編みます。

5段めは3色めの糸に変更します。2回めの「引き抜き編み」をするときに糸の色を変更して糸を引き出します。

そのままかぎ針にかかっているループを引き抜きます。

続けて前段の鎖目をすっぽりと拾って「細編み」を編みます。

続けて「よね編み」を編んでいきます。1色1段ずつ編んでいます。編み糸は切らずに後ろで斜めに渡しています。渡っている糸が見えることが気になるかたは、1段ずつ糸をカットして編み終わりの処理をしてください。

ラベルが隠れるくらいまで編みました。ここでピンクの糸が少なくなったので、模様編みを終わりました。皆さまも編みながらお手持ちのボトルに合わせて、段数を決めてください。

もう少し編みたかったので、カーブが隠れるように、残った糸で続けて「細編み」を3段編みました。ボトルが隠れたのでここで編み終わります。

編地を裏返すと、画像のようになっています。編みはじめの位置に合わせて糸が裏で渡っています。

 

3.ボトルケースのフチを編む

糸が無くなったので、ここで1束追加投入しました。ストラップを分解した金具も用意します。

フチは、以下の編み図で編んでいきます。4目1模様です。目数が余る場合は残りは「細編み」で編んでください。私も42目で編んだので、模様を10セットと残り2目は「細編み」で編みました。

フチの編み方です。最初に立ち上がりの「鎖編み」を編み、続けて「細編み」を1目編みます。

さたに「鎖編み」を4目編みます。

かぎ針に糸をかけて、「細編み」の足2本を拾って針先を入れます。

針先に糸をかけて引き出し、さらに糸をかけてループを1つ引き抜き、未完成の「長編み」を編みます。

同様の箇所にもう1目、未完成の「長編み」を編みます。

針先に糸をかけて3つのループを引き抜き、「玉編み」を編みます。

続けて、前段の「細編み」を3目飛ばして4目めに「細編み」を編みます。

フチ編みの1セットが編み終わりました。同様にフチ編みを編みます。

編み終わりの処理をして、側面の完成です。

 

4.ボトルケースの紐を編む

残った糸で紐を編んでいきます。紐は「スレッドコード」で編みました。

スレッドコードの編み方は、以下のリンクを参考にしてください。

ダイソー刺しゅう糸「グリッターカラー」を使って「スレッドコード」で編むブレスレットの作り方

後程リボン結びをするので、コードの前後は10㎝程度糸を残して編んでください。コードは26㎝程度編みました。

ストラップの金具にスレッドコードを通し、片方をリボン結びにし、もう片方は「細編み」にストラップの金具を引っ掛けて完成です!

どこか懐かしい模様のボトルケースになりました。糸の色を2段ごと、3段ごとに変更しても良いですし、1色で編んでも可愛いと思います。色遊びを楽しみながら、お好みで作ってみてください♪

 

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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