刺繍糸でかぎ針編み「立体的フラワーのがま口」の作り方

刺繍糸でかぎ針編み「立体フラワーのがま口」の作り方 小物入れ

最近個人的にがま口ブームが来ているのですが、自作しようとすると口金を上手く付けられなくて絶賛練習中です。先日お店で可愛い口金を見つけて購入したので、がま口作りに再トライしてみました。せっかく作ったので記録に残しておきたいと思います。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸(1束約8m) ・・・青色 3束、白色 2束、黄緑色 1束、黄色 1束

かぎ針 5号、口金(縫い付けタイプ 65㎜)、内布(10㎝×10㎝ 2枚)、縫い糸

※青と白の糸をメインで使用しています。

口金はセリアで購入しました。縫い付けタイプの物です。

 

2.編み図と編み方

今回は編み図と編み方を同時にご紹介していきます。編み図はクリックしていただくと画像が大きくなります。

はじめに、口金に合わせた編地の型紙を書きます。「がま口」「型紙」で検索して出てきたサイトを参考にさせていただきました。この型紙を参考に、編んでいきたいと思います!

 

1.1段めの編み方

「わ」の作り目に「細編み」を5目編み入れます。段ごとに糸の色を変更するので、各段を編み終わったらその都度編み終わりの処理をしてください。編み終わりの処理は、ループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、編み糸をカットして糸端をループに通し、通した糸端を引いてループを引き締めてください。残った糸端は、編地の目立たない所に通して処理してください。

 

2.2段めの編み方

1段めの「細編み」の頭を拾って糸を付け、前段の1目に「変わり中長編み2目の玉編み」と「中長編み」の2セットを編み入れます。2段めは全部で10目になります。

「変わり中長編み2目の玉編み」の編み方は以下のリンク「2.変わり中長編み3目の玉編み(1目に編み入れる玉編み)」を参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その6-2)ー中長編み目と変わり中長編みの玉編みの編み方

 

3.3段めの編み方

2段めの「玉編み」の頭を拾って糸を付け、編み図の通りに編み進めます。

「長編み5目のパプコーン編み」の編み方は以下のリンク「1.1目に編み入れる長編み5目のパプコーン編み」を参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その7)ーパプコーン編みの編み方

 

4.4段めの編み方

3段めの「細編み」の頭を拾って糸を付け、編み図の通りに編み進めます。

「長編み3目の玉編み」の編み方は、以下のリンク「1.1目に編み入れる長編み3目の玉編みを参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その6-1)ー長編み目の玉編みの編み方

 

5.5段めの編み方

4段めの「玉編み」の頭を拾って糸を付け、編み図の通りに編み進めます。

「細編み1目」は4段めの「玉編み」に、「中長編み1目」→「長編み5目」→「中長編み1目」は3段めの「パプコーン編み」の頭の鎖目に編み入れてください。4段めで編んだ鎖目が、編地の裏で渡っている形になります。

編地の裏はこのようになっています。

ここで、はじめに作成した型紙に編地を合わせてみました。

残った型紙の余白の部分を「細編み」で編んでいきたいと思います。

 

6.6~9段めの編み方

裏で渡っていた4段めの鎖目をすっぽりと拾って糸を付け、編み図の通りに鎖目5箇所にそれぞれ「細編み7目」を編み入れます。

少しわかり難いかもしれませんが、ここからは4段めの鎖目ごとに編地を5箇所に分け、2箇所は毎段1目ずつ、残り3箇所は毎段2目ずつ増やしていきます。

4段編んだところで型紙に合わせると上のカーブがほぼ一致したので、以降上部は編まないようにして、下部だけ編んでいきます。

 

6.10~12段めの編み方

10段め以降は往復編みで編んでいきます。編み図の通りに、「伏せ編み」をする箇所と「増し目」をする箇所を確認しながら編んでください。

型紙で確認すると、カーブが合っていませんが。。大きさがほぼ一致したのでここで編み終わりとしたいと思います。

同じ編地をもう1枚編んでください。片方の編地の糸端は、後ほど編地を縫い合わせる時に使用するので、カットせずに長めに残しておいてください。

 

7.編地の組み立て方

2枚の編地を「中表」に合わせ、先ほど残して置いた糸で、カーブの部分を2枚同時に「引き抜き編み」をしながら編み留めます。

カーブを縫い合わせたら、編地を「表」に返し、マチ上部に糸を付け、上部のフチをグルリと「細編み」で編みます。

編地の完成です!

 

8.内布の縫い付け方

花びらの部分の編地に大きめな隙間があるので、物が落ちないように内布を付けていきます。

最初の型紙ではカーブが合わないので、編地に合わせて型紙を描き直しました。

型紙に合わせて縫い代を考慮しつつ布をカットし、底の部分を縫います。縫い代は底の部分だけで大丈夫です。

編地と合わせて待ち針で留めます。

周囲を縫います。口金に隠れるように出来るだけ上部で縫い留めてください。なみ縫いで大丈夫です。

 

9.口金の縫い付け方

側面を合わせて洗濯ばさみ等で仮止めします。

続いて、口金に生地を入れ込んで側面と中央を合わせ、しつけ糸で縫い留めます。ヘラやピンセット等を使って編地をしっかりと口金に押し込んでください。口金の穴に合わせて、生地と口金を縫い付けたら完成です。

これ以降は個人的に苦手な作業なので、お見せ出来るクオリティの画像は無く、、いきなり出来上がりですみません。。口金の部分は半返し縫いで縫い付けました。

デザイン違いもご紹介出来たら良いなと思いつつ。。がま口もっと練習したいと思います!

 

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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