かぎ針編み「ぺたんこポーチ」の編み方

かぎ針編み「ぺたんこポーチ」の編み方小物入れ

この冬に編んで、4か月ほど以下のトートバッグを使用していました。

編み図と編み方は、以下のリンクを参考にしてください。

かぎ針編み「ダイヤ柄のバッグ」の編み方

バッグのインナーに既製品のトートバッグを使ったので、持った感じやバッグの内側が安定していて、しかも、布用両面テープが4か月経っても剥がれる様子が無く、快適にバッグを使えていました。ただ、1点だけ使いづらいところがあって、内側にポケットが付いていないので、ボールペンやタッチペンなどの小物が良くバッグの中で迷子になってしまいました。。。

状況を改善するべく、メモ帳とボールペン、タッチペンをまとめて収納することが出来、かつ、取り出す時にストレスにならないようなポーチを編むことにしました。

一番悩んだのが、開き口です。ファスナー、がま口、ボタン、巾着、バネ口。。いろいろな閉じ方がありますが、バッグを開けるときにすでにファスナーを開き、さらにポーチの口を開くという手間を考えると、ファスナーは却下。巾着は紐が意外と面倒ですし、がま口は、私が愛用している大きめのメモ帳を入れるのには適していないかなと。。いろいろ考えた結果、ボタンとバネ口が候補に挙がりました。その中から今回は、ボタンで留めるポーチを作成しました。

前置きが長くなってしまいましたが、インナーバッグとしてもおススメな「ぺたんこポーチ」の編み方をご紹介します。

 

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1.材料

「ビンテージ」… 35g(1玉(25g)と10g)

かぎ針5号、ボタン(直径25㎜) 1個、閉じ針

※セリアで購入した「ビンテージ」を使用して編みました。

デニム調のデザインが気に入って購入した糸で、素材は綿100%・約25g玉巻(糸長約71m)です。

特徴的な濃い色合いの糸なので、模様を何パターンか試してみた結果、「よね編み」の模様が自分的には一番糸に馴染みました。ということで、今回ポーチのメインの模様は「よね編み」で編んでいます。

 

2.編み方

1.目数の決め方

「細編み」と「鎖編み」を交互に組み合わせて編む「よね編み」模様を、目数の増減無く編み、半分に折りたたんでポーチに仕立てているだけなので、今回編み図は描きませんでした。

「よね編み」の編み方は、以下のリンクを参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その1)ーよね編みの編み方

目数の決め方は、

2の倍数(「細編み」1目+「鎖編み」1目)+1目+両端2目(「細編み」)

です。ポーチに収納したい小物の大きさに合わせて、目数を決めます。

私は以下のメモ帳、ボールペン、タッチペンを収納したかったので、一番大きなメモ帳を横にした状態で収納できる長さに設定しました。メモ帳の縦の長さは12.5cm。これに厚みを考慮して、作り目を14.5cm(43目)としました。

ちなみに。。糸を購入してゲージを編んだとき、使用したかぎ針の号数とゲージをメモしておくと、後々新しく糸を購入したとき、糸の素材と重さ、糸長が同程度、かつ編み模様が同じなら、毎回ゲージを編む手間が省けるのでおススメです♪

 

2.ポーチの編み方

「鎖編み」43目の作り目から編みはじめ、作り目の裏山を拾いながら「よね編み」模様を編んでいきます。両端の2目は「細編み」を編んでください。時々メモ帳を合わせながら編み進め、ちょうど1玉編み終わったところで、メモ帳がすっぽりと収納できる長さになりました。縦の長さは約22cmです。

本体を編み終わったら、編地を半分に折りたたみます。端に糸を付けて、2枚同時に端の目をすくってかぎ針を入れ、「細編み」を編みながら閉じていきます。

両端を閉じ終わりました。余分な糸端は、編地の目立たないところに処理してカットしてください。

続いて、ポーチの入口を編んでいきます。端に糸を付けて、1段めは「長編み」を編みながら、グルリと1周目を拾います。2、3、4段めは、前段の頭奥1本を拾って編む「細編みのすじ編み」を編みます。3段めを編む時に、編地の中央に「鎖編み」5目の「ボタンホール」を編んでください。最後の5段めは、「長編み」を編みます。

ボタンホールに合わせて、ポーチの内側にボタンを縫い付けます。

「ぺたんこポーチ」の完成です!

小物を入れてみました。これでバッグの中で迷子になる心配は無さそうです♪

編地が伸びるので、多少厚みのある物も収納出来ます。

実際には、ボタンを留めないままポーチを使用する未来しか見えない気もしますが。。ポーチ自体には厚みが無いので、バッグの中でも邪魔にならずに使えそうです。

次回は、「バネ口ポーチ」を作成してみたいと思います!

読んで頂いてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです♪

 

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