先日、以前から欲しいと思っていた「ワイヤレスイヤホン」を購入しました!
私は有線のイヤホンを使用しつつ自宅で音楽を聴くことが多いのですが、家事や軽い運動をするときはイヤホンのコードが何気に邪魔だったので、ストレスフリーになってとても重宝しています。
イヤホンの性能は気に入っているのですが、使わないときの収納をどうしよう。。と。耳に入れる部分は大きいし、手元のボタン部分も長いので、以前編んだイヤホン収納ケースには入りませんでした。そこで、ワイヤレスイヤホン専用の収納ケースを編むことにしました。
デザインを考えたときに気になったのは、イヤホンのボタン部分の断線です。以前有線のイヤホン収納ケースを編んだときのようなコードを収納するための仕切りを編むと、かえってコードが切れてしまうかなと思ったので、今回は大きめのただただ四角い収納ケースにしました。
ちなみに。。フタが豪快に開くので、持ち運びにはあまりおススメできません。。あくまで自宅での収納用ということで。。生暖かい目で見て頂けると嬉しいです。
ということで、今回は「ワイヤレスイヤホン収納ケース」の編み方をご紹介します。
1.材料
コットン糸(100%)…約30g、かぎ針5号、とじ針
※セリアで購入した「NEW エンジェルコットン」と「トロピカルコットン」という糸を使って編んでいます。各色のグラム数を量り忘れてしまったので、全体で30gという表記にしました。すみません。。感覚的には「NEW エンジェルコットン」1玉(25g)、「トロピカルコットン」(5g)で編めるかと思います。
2.編み図と編み方
1.下部分の編み方
「鎖編み」20目の作り目から編みはじめ、「細編み」を22段編みます。底の編地がケースの大きさになるので、お手持ちのイヤホンをのせてみながら、段数を調節してください。
23段めは、角の部分は1目増し目をしながら、編地を1周グルリと「細編み」で編みます。
イヤホンをのせてみました。線が柔らかく曲がるサイズにしました。
側面を編んでいきます。底の編地最終段で編んだフチの「細編み」の足を拾いながら、「細編みの引き上げ編み」で1段めを編みます。2段め以降は、目数の増減なしで「細編み」を編みます。お手持ちのイヤホンの高さを見ながら段数を決めてください。私は全部で4段編みました。
2.フタ部分の編み方
底の編地が正方形になったので、フタは「多角形」の増し目の技法を用いてグルグルと編みました。底の編地を長方形で編んだ方は、フタも直線の編み方で編んでください。底の編地から、目数と段数をプラス2段で編むとちょうど良いかと思います。
編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。今回は正方形を編んだので、編み図を4回繰り返して編んでいます。段のはじまりは、「鎖編み」1目で立ち上がり、段の終わりは、編みはじめの目に「引き抜き編み」で編み終わります。
「わ」の中に8目「細編み」の作り目から編みはじめ、角で増し目をしながら編んでいきます。編み図は10段までですが、全部で13段編みました。今回は四角形なので、毎段8目増になります。編み終わりは「わ」の処理をし、余分な糸をカットして編地の目立たないところに処理してください。
フタの側面を編んでいきます。どの辺でも良いので、端から5目ほど入ったところに糸をつけ、最終段で編んだ「細編み」の足を拾いながら、目数の増減なしで「細編みの引き上げ編み」を編みます。編み終わりも、端から5目ほど入ったところで編み終わります。
フタの側面は「わ」で編まず、編地を裏表に返しながら往復で編んでください。
フタの側面は全部で3段編みました。ここで一度糸をカットして、編み終わりの処理をしてください。
編み終わりのフチは、糸の色を変えて「細編みの糸掛け編み」で編みました。編み方は以下のリンク「3.編み方」を参考にしてください。
側面部分の編みはじめに糸をつけて、フチを編みます。
3.収納ケースの組み立て方
下部分とフタを合わせて、巻きかがりで縫い付けます。下部分の合わせる箇所は、どの辺でも大丈夫です。「細編み」の頭同士に針を入れて、
巻きかがっていきます。
縫い終わりの処理をしたら「ワイヤレスイヤホン収納ケース」の完成です!
以前編んだ「イヤホン収納ケース」と比べてみました。
大きさは縦横 約10cm 程度になります。丸い収納ケースと比べると大きさが際立ちます。。
フタを開けると画像のようになっています。ゆるくイヤホンが収納できる大きさです。
シンプルに正方形のBOXが出来たので、コースターの収納などにも使えそうです。
持ち歩くときは、イヤホンを守るクッションになるようなハンカチなどに包み、ヘアゴムやランチベルトなどで留めると良いかと思います♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。