モールヤーンでかぎ針編みーファスナーポーチ

モールヤーンで編む「ファスナーポーチ」の作り方 小物入れ

先日手芸屋さんで見かけたモールヤーン「ピクシーモール」。パステルカラーがすごく可愛くて糸の手触りも良かったので、思わず衝動買いしてしまいました。購入したモールヤーンを使い、まずは私が毛糸を購入した時にいつも作っている見本用の編み地を編んでみました。使用したかぎ針は、ラベルで推奨されていた7号針を使いました。

編みながら思ったことは。。あれ?なんか編み地が固い。。せっかく手触りが良いフワフワの糸なのに、編み地が固かったら台無しです。「細編み」だけではなくて、様々な模様編みを試してみましたが。。イマイチ可愛さが出てきません。。。

この糸を使って何を作ろうかと試行錯誤した結果。。こういった毛糸を扱うときは、かぎ針は12号くらい大きい物を使ってザクザク編んだ方が可愛いのではないかと思い付いたまでは良かったのですが、極太毛糸を扱いなれていない自分に気が付きました。。

ということで、今回は私の練習も兼ねて極太毛糸の珍しい編み方の覚書と、最終的に作ってみたポーチをご紹介したいと思います。

 

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1.編み方

使用したかぎ針は、ジャンボかぎ針の12号です。

はじめに、作り目として「鎖編み」を30目編みます。

1段めは、作り目の裏山を拾って目数の増減無しで全て「細編み」を編み入れます。

1段めが編めました。

2段めからは模様編みを編んでいきます。かぎ針に糸をかけて、前段の「細編み」の頭手前1本に針先を入れます。

針先に糸をかけて引き抜きます。

ここから、針先に糸をかけずに1番手前の輪を奥2本の輪に引き抜きます。

「中長編み」の編み方に似ているのですが、「中長編み」は針先に糸をかけてから、針にかかった3つの輪を引き抜くのに対して、この編み方は前段の「細編み」の目を拾った糸をそのまま残りの2つの輪に引き抜くイメージになります。

このように、棒針の「メリヤス編み」のような模様が現れます。

3段めは、前段の頭の目が3本あるように見えるのですが、1番奥の目を1本拾って針先を入れ、模様編みを編み入れます。

かぎ針に糸をかけてから針先を入れ

針先へ糸をかけて引き抜き、今度は針先に糸をかけずに1番手前の輪を奥2本の輪に引き抜きます。

根元に3本糸が溜まったようになります。

同様に編み進んでいくと、画像の位置で毛糸1玉が無くなりました。

ゴム編みのような模様が浮き出てきます。まだまだ練習中なので、編み目がボコボコなのはご容赦ください。きちんと計量していないので体感になってしまいますが、この糸を使ってスヌードを作成するなら4~5玉は必要かなと思います。

このまま編み進めてスヌードを編もうかと思ったのですが、私の年齢でパステルカラーを首元に付ける勇気は無く。。小5の娘に「これスヌードにしたら着ける?」と聞いたら、「この色は目立つから恥ずかしい」と却下されてしまいました。。なぜだ。。可愛いのに

これ以上作っても使わなかったら勿体ないので、そうだ小物ならパステルカラーでも持てるぞと思いつき、方向転換して同じ編み方でポーチを作ってみました。糸の量は1玉で編めました。

「わ」の中に6目「細編み」の作り目から編みはじめ、2段め以降は上記でご紹介した「模様編み」で編んでいきます。4段めまでは目数を各段6目ずつ増やしながら円に編み、そこから目数の増減無しで4段編みました。縁はバック「細編み」で編んでいます。

編み目が大きいため、間から物が落ちてはポーチの役割を果さなくなってしまうので、内側に布を縫い付けて、上にファスナーを縫い留めました。

内側はこのような感じになっています。

大きさの比較で中に髪留めを入れてみました。ちなみにポケットティッシュは入らなかったので、改良の余地ありまくりです。

編み方の名前がわからなかったので、今回編み図は作れませんでしたが、メリヤスの様な模様が浮き出て可愛いポーチが出来ました。これからまだまだ研究してモールヤーンを極めたいと思います。

 

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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