かぎ針編み「うね編みのミニバッグ」の編み方

かぎ針編み「うね編みのミニバッグ」の編み方 バッグ

秋冬用バッグの試作を兼ねたミニバッグを編もうシリーズ4回めは、「うね編みの模様」をポイントにしたトートバッグを編みました。今回でミニバッグシリーズ最終回になります。

 

今回このミニバッグを編むときに、途中からかぎ針の号数を間違えるというやってはいけないミスをしてしまいました。。ミスに気づいたのが編地が完成してからだったので修正する気力がなく。。ブログに載せるかどうか迷いましたが、自戒を込めてこっそりと載せることにしました。暖かい目で見てくださるとうれしいです。

ミニバッグではありますが、ちょっとしたお菓子のプレゼント用バッグにもおススメです。編み方をご紹介します。

 

スポンサーリンク

1.材料

刺しゅう糸・・・【ストライプ部分】1色 約1m×30本、【底】約8m(1束)、【側面上部&下部】約8m(1束)、【持ち手】約8m(1束)

かぎ針 3号、縫い針

※自宅にあった使いかけの糸をつなぎ合わせながら編んだので多色になっていますが、ストライプ部分を編む時に使用した糸は1色約1mを30本なので、刺しゅう糸1束(約8m)だと4束使う計算になります。

 

2.編み図と編み方

1.側面と底を編む

「鎖編み」の作り目15目から編みはじめ、目数の増減無しで「うね編み」模様を60段編んでいきます。うね編みの編み方は以下のリンクを参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その4)ーうね編みの編み方

はじめと終わりが1段ずつ、他は2段ごとに糸の色を変更しながら編んでいます。糸を変更するときには、都度編み終わりの処理をしつつ編みました。後でまとめて糸端の処理をするつもりで最後まで編みましたが、毎回糸端を編地の目立たないところに処理しつつ、カットしながら編み進めたほうが、後で作業がしやすいかもしれません。お好きな方法で編んでください。

側面の編地の上下をそれぞれ1段1目ずつ拾いながら「細編み」を60目編みます。底部分になる方は、「細編み」を2段編んでください。糸端の処理をしていない方は、目を拾うときに糸端も一緒に編みくるんでください。

底は「鎖編み」20目の作り目から編みはじめ、目数の増減無しで「細編み」を8段編みます。最後9段めは、編地の周囲をグルリと拾いながら編みます。角は「細編み」を1目編み入れてください。目数は上下各20目+側面各8目+角計4目で60目になります。

 

 

2.側面と底を縫いつなげる

閉じ針にあまり糸を通し、編地側面の端と端を半目ずつ拾いながら、巻きかがりで閉じます。

次に、側面と底を縫い付けます。巻きかがりで閉じた側面の縫い目と、底の側面中央が合うように編地を合わせ、半目ずつ拾いながら巻きかがりで閉じます。

そのまま1目ずつ拾いながら、グルリと1周縫い閉じていきます。

側面と底が縫い終わりました。側面が60段、底の周囲の目が60目なので、1目ずつ拾いながら縫うとちょうど合います。バッグを大きくしたいときは、底と側面の目が合うように目数と段数を調整してください。

 

 

3.上部と持ち手を編んで、持ち手を縫い付ける

側面のとじ目に糸端を付け、目数の増減無しで1段めを「細編み」、

2段めを1段めの「細編み」の頭奥1本を拾って「細編みのすじ編み」で編みます。

最後の1段は「バッグ細編み」で編みます。

持ち手を2本編みます。後ほど縫い付けるために糸端を30cm程度残して、「鎖編み」4目の作り目から編みはじめ、「細編み」と「長編み」を交互に21段編みました。

持ち手で残した糸端を閉じ針へ通し、バッグに縫い付けて完成です!

残っている糸の色の量と組み合わせを考えながら編むのは楽しかったのですが、大量の糸端処理が手間だったので、作るには気合のいるデザインでした。。糸端の処理が失敗してしまうと、後からピロピロ糸が出てきてしまったり、穴が開いてしまうので要注意です。

 

冬用デザインの試作ミニバッグ全部で4種類編みました。冬用はひっそりと立体の編地を裏テーマにしていたので、ポコポコとした編地が可愛いデザインが出来たかなと思います。

次回は、この中から実際に冬用バッグを編んでいきます!

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです♪

 

タイトルとURLをコピーしました