ラッキーカラーの糸を使ってモチーフを編もう♪第6回めは、インディゴ色の糸をテーマにした「ネモフィラ」のモチーフを編みました。
インディゴ(藍色)といえば、デニムや藍染と言ったイメージが思い浮かびましたが、モチーフとして形を作るのが難しそうだったので、他に何かないかな。。と考えていると、タイミング良くテレビからネモフィラの映像が流れてきました。「これだ!」と思い、インディゴ色のアイテムは「ネモフィラ」というお花のモチーフに決めました。深い青の可愛いお花のモチーフは、ヘアピンやヘアゴムに仕立てるのにもおススメです。編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸…(花中心)約1m30㎝、(花びら)約2m50㎝、(花芯刺しゅう用) 少々
かぎ針3号、とじ針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。今回は以下の7色の中から「インディゴ色」を使いました。
2.編み図と編み方
各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。
花中心から編みはじめます。「わ」の中に5目「細編み」から編みはじめ、目数の増減無しで2段めを編みます。3段めは、2段めの「細編み」の頭を拾って模様編みを編み入れます。
糸の色を変えて花びらを編みます。3段めの鎖目に「引き抜き編み」を編み入れながら、3段めの「中長編み2目の玉編み」の頭に模様編みを編み入れます。
1.花中心を編む
「わ」の中に5目「細編み」の作り目から編みはじめ、2段めも増減無しで「細編み」を5目編みます。
3段めは、立ち上がりの「鎖編み」を1目編んだ後、2段めの「細編み」の頭を拾って「中長編み2目の玉編み」を編みます。
玉編みを完成させた後、続けて「鎖編み」を1目編みます。
先ほど玉編みを編み入れた目と同じ目に、「引き抜き編み」を編みます。
2段めの2目めの「細編み」の頭に「引き抜き編み」を編みます。
先ほどと同様に「鎖編み1目」→「長編み2目の玉編み」→「鎖編み1目」→「引き抜き編み」を編みます。全部で5回繰り返し、最後は3段めの立ち上がりの鎖目に「引き抜き編み」を編みます。
ループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、編み糸をカットして糸端をループに通し、糸端を引いてループを引き締めたら花中心の完成です。編み終わりの糸はもう使用しないので、編地の目立たないところに通してカットしてください。
2.花びらを編む
糸の色を変えて、3段めの鎖目に糸を付け「鎖編み3目」を編みます。
3段めの玉編みに、編み図のとおりに「模様編み」を編み入れます。続けて「鎖編み」を3目編みます。
3段めの鎖目に「引き抜き編み」を編んで、4段めの鎖目を編みつけます。
続けて、次の鎖目に「引き抜き編み」を編んで、編みはじめの位置をずらします。
同様に全部で5回繰り返したら、最後は4段めの編みはじめの糸を付けた目と同様の目に「引き抜き編み」を編みます。糸端の処理をしたら、ネモフィラの花びら完成です。
3.花中心に刺しゅうをする
花の中心に糸を「2回巻くフレンチノット」で刺繍をします。糸の長さは30㎝程度あれば大丈夫だと思います。編地の裏側から、花中心の2段めあたりを狙って糸を出します。
針に2回糸を巻き
針を立てながら、編地の裏側へ通します。このとき、編み目の間を通してしまうと、フレンチノットの玉が奥側へ通ってしまうので、糸の間に針を通すように気を付けてください。
フレンチノットが1つ出来ました。
同様に、バランスを見ながら「フレンチノット」を5つ刺しゅうして完成です!
大きさは直径 約4㎝程度になります。
ヘアピンやヘアゴムに仕立てる場合は、土台を「わ」の中に5目「細編み」の作り目から編みはじめ、毎段5目増しながら3段編んでください。
土台の2段めと3段めの間にピンを入れます。
花モチーフをセットし、巻きかがりで縫います。表側に糸が出ないように気を付けてください。
裏側から見ると、画像のようになります。土台を付けると、モチーフが簡単に外れなくなるのでおススメです。
セリアで見つけた刺しゅう糸でも編んでみました!
「なでしこカラー」のネーミングにテンションがあがります。
画像の①がダイソー、②がセリアの刺しゅう糸で編んだモチーフです。かぎ針は両方3号で編みました。
セリアで購入した刺しゅう糸は触った感じ細いかな。。と思っていたのですが、やはり少し細いようです。花中心をダイソーの糸で編んだので、花びらがスカスカになってしまいました。。かぎ針2号を使って、花中心もセリアの糸で編むと良いかもしれません。糸の光沢はキレイで発色も気に入ったので、セリアの刺しゅう糸をシリーズで何色か揃えたいなと思います♪
ネモフィラのモチーフは、使用する糸の量も少なく、簡単に編めるので量産にもおススメです。
次回はいよいよラッキーカラーシリーズ最終回です。紫色の糸でモチーフを考えたいと思います。
読んで頂いてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。