2月のバレンタインデーへ向けて製作中の4つめのラッピングアイテムは「しましまリボン」です。かぎ針編みでリボンの編地を編み、それを「リボン結び」しているだけなので、お好きな形に結んでいただければオリジナルのリボンにもなります。
市販ではお好みのラッピングアイテムが見つからなかったり、贈る相手のラッキーカラーに合わせて作成したい場合など、ハンドメイドの良さを味わってみませんか?編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸(1束 約8m)…3束
かぎ針 5号、とじ針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。
2.編み図と編み方
編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。
1.しましまリボンの編み方
「鎖編み」4目の作り目から編みはじめ、2段ごとに糸の色を変えながら、「細編み4目」と「中長編み4目」を交互に編んでいきます。
画像は2段めの4目め、未完成の「中長編み」を編み終わったところです。ここで糸の色を変えて、針先に糸をかけてループを引き抜き「中長編み」を完成させます。
「中長編み」が編めました。1~2段めを編んでいた糸は、そのまま休ませて置いてください。
ちなみに。。「細編み」の場合は、「立ち上がりの鎖目1目」を「細編み1目」とは数えないので、各段「細編み」を4目編むことになりますが、「中長編み」の場合は、「立ち上がりの鎖目2目」=「中長編み1目」になるので「中長編み」は3目編むことになります。前段の目を拾う箇所に気を付けてください。
4段めも同様に、4目めの未完成の「中長編み」を編み終わったら
休ませていた糸で「中長編み」を完成させます。横で渡している糸は、後程フチを編む時に編みくるみます。
編み終わりはカットした糸2本をループに通し、糸端を引いてループを引き締めます。
全部で56段28模様が編めました。糸端はフチを編む時に編みくるんでも良いですし、この時点で編地の目立たないところに通してカットしても良いです。編みやすいほうで処理してください。
2.しましまリボン(フチ)の編み方
短い方のフチは「鎖編み5目のピコット編み」を編んでください。
コードのフチ中央あたりに糸を付け、立ち上がりの「鎖編み」1目を編んだあと、糸を編みくるみながら「細編み」の箇所は1目、「中長編み」の箇所は2目の「細編み」を編み入れていきます。
短いフチは角の所を「鎖編み1目」で編み進め、「細編み1目」→「鎖編み5目のピコット編み」を4回繰り返して編みます。続けて「鎖編み1目」を編み、再び長いフチを「細編み」で編んでいきます。
1周編み終わったら、最後は「わ」の編み終わりの処理をします。
ループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、ループを半分にカットしてから不要な糸を引き抜きます。編地につながっている糸を閉じ針に通し、まずは編みはじめの「細編み」の頭2本を拾って針を通します。
今度は編み終わりの目に戻って、半目と「細編み」の足に針を通します。
そのまま編地の目立たないところ数目に針を通してから、糸端をカットしてください。
リボンの編地が編み終わりました。長さは【縦】約31㎝×【幅】約2㎝になります。
リボン結びをしてみました。可愛く結ぶのがなかなか難しかったです。。
結んだ状態の大きさは【横】約11cm×【縦】約7cmになります。
シャーベットカラーの糸を使って色違いも編みました。ピコット編みのフリンジがポイントです♪
作り終わった感想としては、とにかくリボン結びが難しかったです。。。私は詳しくなくて申し訳ないのですが、どうやら「ちょうちょ結び」と「リボン結び」で結び方が違うみたいです。色々練習してみたいと思います!
ラッピングに使うときには袋にそのままリボン結びをしても良いのですが、あらかじめリボンの形を作って結び目にビニールタイを通し
ビニールタイで袋を留めた方が簡単できれいに出来ました。
ヘアゴムにしたり、ヘアピンにしたり、ストラップにしたりと。。沢山アレンジも出来そうです。お好みの色で編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。