あけましておめでとうございます
ここ最近は年末の慌ただしさで作品作りが出来ていませんでしたが、ようやく落ち着いたのでまた新たな気持ちで作品作りを楽しんでいきたいと思います!
本年もよろしくお願いいたします!!
新年1回めは1月を代表するお花「スイートピー」のモチーフを編みました。スイートピーはパステルカラーの色合いと、ふわふわとした雰囲気がとても可愛いお花です。花言葉は「門出」「優しい思い出」などなど。皆さまもお好みの糸を使って編んでみてください♪編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸(花びら)…約5m
(葉) …約3m
かぎ針 3号、縫い針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編みました。花びらは糸3本取りで編むので、刺しゅう糸1束でお花を2つ編むことが出来ます。
2.編み図
編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。
1.がくの編み図
「わ」の中に5目の「細編み」から編みはじめ、増し目をしながら5段「細編み」を編み、6段めは模様編みを編みます。詳しい模様編みの編み方は「3.編み方」でご紹介します。
2.花びらの編み図
刺しゅう糸3本で編みます。かぎ針は3号を使いました。5段めは前段の「細編み」の頭に「細編み」「中長編み」「長編み」をそれぞれ3目ずつ編み入れていきます。6段めは「細編み」を2目ずつ編み入れます。
3.編み方
1.がくを編む
糸は6本取りのまま編みます。かぎ針は3号を使ってください。「わ」の中に5目「細編み」から編みはじめ、編み図の通りに編んでいきます。2~3段めを編む時に、編地が小さくて編みにくいかもしれません。その場合は、編地を折りたたみながら編むと編みやすくなります。
下の画像は、6段めの立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、「細編み」を編み、続けて3目「鎖編み」までを編み終わったところです。鎖編みの裏山(画像の黄色い線)を拾いながら①に「引き抜き編み」②に「細編み」③に「中長編み」を編みます。
続いて、1目めに編んだ「細編み」の足(画像の黄色い線)を拾って「長編み」(長編みの引き上げ編み)を編みます。
最後に、5段めの2目めの「細編み」の頭を拾って「細編み」を編み、がくをベースに編みつけます。
以上を全部で5回繰り返し、編み終わりの処理をします。糸端は後程縫い付ける用に使うので、長めに糸をカットし、かぎ針からループを外して糸端をループへ通してループを引き絞り、残った糸端を「がく」の根本あたりに通しておきます。
2.花びらを編む
花びら1枚の糸長は約2m50㎝になります。なので、まず刺しゅう糸を約2m50㎝にカットします。続いて、糸は1束6本セットになっているので、それを3本ずつに分けます。ちなみに。。糸を分けると、糸がとてもねじれるので、糸巻きなどに巻くと扱いやすくなります。
全部で3束用意してください。
かぎ針は3号を使います。「鎖編み」3目の作り目から編みはじめ、編み図の通りに編んでいきます。5段めは前段の「細編み」の頭に「細編み」「中長編み」「長編み」をそれぞれ3目ずつ編み入れてください。
編み終わりの糸は今後使わないので、編地の目立たないところに通してカットします。
同じ物を全部で3枚編みます。
糸を3本にした理由ですが、試作ではまず糸を6本取りのまま編んでみました。するとどうにも花に厚みと迫力が出すぎてしまい、私が求めていた「ふわふわ感」がでなかったので、糸の本数を減らして編みました。分ける手間がかかりますが、糸は3本取りで編むことをおススメします。
3.スイートピーを組み立てる
「がく」に「花びら」を入れ込みます。ピンセットを使うと作業がしやすいです。花びらはバランスを見ながらお好きな形に入れてください。
画像のスイートピーは、中央の1枚をくるりと巻いて「がく」に入れ、その周りに花びらを差し込んでいます。
横から見ると、このようになっています。
形が決まったら、「がく」に「花びら」を固定するように縫い付けていきます。残して置いた糸を使って、根本をグシグシと縫ってください。
「花びら」が動かないことを確認し、縫い糸を玉留めした後、カットして完成です。
正面から見たところです。
形違いをもう1つ編みました。形違いのスイートピーは、中央の「花びら」を作らずに、3枚とも均等に差し込んでいます。「花びら」の入れ方でスイートピーの表情がかなり変わるので、お気に入りを見つけてみてください♪
大きさは約4㎝×4㎝になります。1つのお花で「花びら」の色を1枚ずつ変化させても可愛いと思います。
編んだお花に手芸用の針金を通してオブジェにしてみました。手芸用の針金はダイソーで購入したものです。針金を短くカットして花の中央に通し、先を丸めてストッパーを作り、針金を引いて固定しています。
メラミンスポンジにえんぴつキャップを差し込み、スイートピーを活けてみました。もう少し色が欲しかったので、手持ちにあった水引も一緒に差し込んでいます。
机にちょこんと飾れるような、小さなオブジェが出来ました!えんぴつキャップ万能です。
皆さまもお好きな色を使って編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。