ハーブ染めをしたコットン100パーセントの糸玉を使って、前回は娘のリクエストに応えて「シュシュ」を編みましたが、今回は自分用に「がま口財布」を編みました。
糸をハーブ染めする方法は、下記のリンクを参考にしてください。
初めてのハーブ染め「コットン100パーセントの糸を染めてみた」1日め
時間と手間をたっぷりと使って染めた糸なので、がま口のデザインは見るたびに癒されるようなやさしい雰囲気を出したくて、ふっくらとした形をイメージして編みました。とてもお気に入りのお財布が出来ました♪大きいのでポーチとしても使えそうです。編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
編み糸 ・・・約25g
内布 ・・・約30㎝×30㎝
がま口(縫い付けタイプ口金11㎝)、かぎ針 5号、縫い針、縫い糸
※ハーブ染めした糸を使って編んでいきます。がま口は縫い付けタイプの物をセリアで購入しました。内布は付けなくても大丈夫ですが、編地の隙間が気になる方は付けることをお勧めします。私は隙間から物が落ちるのが気になるので、内布付ける派です。
2.編み方
1.がま口財布の底を編む
がま口財布の底は、「わ」の中に6目「細編み」の作り目から編みはじめ、毎段6目増をしながら「細編みのすじ編み」を14段編みます。
「わ」の増し目の方法は以下の編み図を参考にしてください。編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。編み図は作り目1目に対する各段数の増し目方法になります。今回は作り目が6目なので、編み図1段ごとの増し目を6回繰り返し編むことで、編地の1段となります。各段の編みはじめは、立ち上がりの「鎖編み」を1目編んでから編みはじめ、編み終わりは段の編みはじめの1目めに「引き抜き編み」を編んでください。
14段めまで編み終わったら、お手持ちの口金に合わせてサイズを確認してください。サイズが合わない場合は、編み図を参考にしながら段を増減しつつ調節してください。
必要な段数を編んだら、最後の1段は目数の増減無しで編んでください。私は14段編んでサイズがちょうど良くなったので、15段めを目数の増減無しで編みました。
2.がま口財布の側面(模様編み)を編む
がま口財布の側面模様編み部分(編み図の模様編み1段め~)を編んでいきます。模様は6目1模様になります。底部分は6の倍数で段の増し目をしたので、編んだ段数=模様の数になります。私は14段増し目をしているので、模様編みをセットで14回繰り返して編みました。編み図を参考に模様を繰り返しながら、全部で6段編んでください。
目数の増減をしないで編むので、段数はお好みで調節可能です。お好きな長さになるように編んでください。
3.がま口財布のフチを編む
口金に合わせてみたところ、予定よりも編地が大きくなってしまったので、フチは減らし目をして編地を縮めました。「細編み」で3段編んでいます。
減らし目の方法は上記の編み図を参考にしてください。
以上で編地の完成です!
4.がま口財布の内布を付ける
内布の型紙を作ります。編地を4つ折りにし、紙にあてて型を取ります。
縫い代を1㎝程度残して切り抜きます。左右対称になるように、紙を中央から半分に折って切り抜きました。
型紙に合わせて布を4枚切り抜きます。
布4枚それぞれ端を縫って袋にし、縫い代を割ります。まず2枚を合わせて片側を縫った物を2セット作り、最後に縫った2枚を合わせて半円状に縫うと、縫いやすいかと思います。私はミシンを使いましたが、手縫いでも大丈夫です。
続いて、布の上部を3つ折りにして編地と縫い合わせます。中表になるように合わせてください。
上から見たところです。編地の「すじ編み」の線が出ている面が見えるように、布と合わせてください。布は縫い代が内側になっています。
フチをグルリと縫い留めます。縫い終わったら、布が内側になるように表にかえします。
5.がま口財布の口金を付ける
口金に合わせて、編地を押し込み仮止めします。金口の横と中央に、内布の縫い線がくるように合わせると、均等に付けれます。
太めの糸で半返し縫いで縫っていきます。口金の縫い方は現在修行中です。。
自己流ですが、数㎝縫った後布地を口金に押し込み、
表側から糸を引き締めていくと綺麗に出来る気がします。
がま口財布の完成です!
中身はこのようになっています。以前より少し綺麗に縫えた気がします。。日々成長です。
小銭を入れるだけではなく、リップクリームやアクセサリー、ヘアゴム等を入れるのにも使えそうです♪皆さまもお気に入りの糸で編んでみてください。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。