私の中でひっそりとマイブームが続いている6月がテーマの季節の飾りシリーズ。今回は「カエル」のミニ編みぐるみを編みました。可愛い「カエル」が編めたので、編み図と編み方ご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸(カエルの全体色) ・・・約12m
刺しゅう糸(目、カエルのお腹)2色 ・・・各約2m
かぎ針 3号、刺しゅう針、あまり糸または綿(わた) 少々
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。
画像には無いのですが、途中でカエルのメイン色の糸が足りなくなったので、刺しゅう糸の束をもう一束追加しています。あみぐるみに入れるあまり糸は、綿でも可です。使い切れなかった少量のあまり糸は捨てずに残しておくと、綿の代わりに使えるのでおススメです♪
2.編み図
画像をクリックしていただくと、編み図が大きくなります。
編み図の通りに糸の色を変更しながら、カエルの頭は1つ、目は2つ編んでください。
こちらも糸の色を変更しながら、体は1つ、手と足はそれぞれ2つ編んでください。
それぞれのパーツを編み終わったら、頭と体にあまり糸または綿を入れ、頭と目を縫い付け、顔に刺しゅうをし、体にも手と足を縫い付け、頭と体を繋げて完成です。
3.編み方
1.カエルの「頭」&「目」を編む
編み図の通りに、顔の中央部分の口から下の色を変更しながら、顔パーツを編みます。編み終わりは縫い付けように糸端を長めに残してください。開き口からあまり糸または綿を入れます。ピンセットを使用すると糸が入れやすいです。
「どら焼き」の形をイメージして、カエルの頭の形を整えてください。
続いて「目」を編みます。黒い糸で「わ」を作り、4目「細編み」を編み入れてください。
糸端を引いて「わ」を引き絞ります。刺しゅう針に糸端を通し、「最初の細編みの頭」→「最後の細編みの頭」の順に針を通して閉じます。
続いて「細編み」の足に糸端を通して処理をします。あまった糸端はカットせずに、そのまま残しておいてください。
カエルのメイン色で2段め以降を編みます。1段めの「細編み」の頭を拾って糸を付けます。
編み図の通りに、増し目をしながら2段めを編みます。
続いて3、4段めを編み終わったら、ある程度長さを残して糸端をカットし、針に通します。ここで、ピンセットなどを用いて残しておいた黒い糸の糸端を、内部に詰めてください。
最終段の目をぐしぐしと拾って絞り止めし、内部に針を通して下から糸を出します。
そのまま「頭」に「目」を縫い付けます。「目」の位置で表情が変わるので、お好みの位置に縫い付けてください。
もう片方も目を編んで縫い付け、顔に口と鼻を刺しゅうします。口は「ストレートステッチ」、鼻は「フレンチノットステッチ」で刺しゅうしました。
カエルの顔完成です!
2.カエルの「体」&「手」「足」を編む
編み図の通りに、体の中央部分でお腹の色を変更しながら、体パーツを編みます。開き口からあまり糸または綿を詰めます。
「頭」と「体」を編み終わった時点で、ダイソーの刺しゅう糸が1束無くなってしまいました。。「手」と「足」を編まないダルマのような「カエル」ならば刺しゅう糸1束で出来そうです。今回は「手」と「足」も編みたいので、似た色をもう1束投入します。
次は「手」を編んでいきます。「鎖編み」3目を編んだ後、3目めの「鎖編み」に鎖3目の「ピコット編み」を3つ編み入れ、続いて「伏せ編み」をしながら編みはじめに戻ります。編み終わりはある程度長さを残して糸をカットし、作り目の糸端と一緒に「鎖編み」を編み、そのままループを引き抜いてください。同じものをもう1つ編みます。
「足」を編みます。「手」と同様に、「鎖編み」10目を編んだ後、「ピコット編み」を3つ編みます。4目は「伏せ編み」で編み戻り、5、6目は「鎖編み」の裏山を拾って「細編み2目1度」を編みます。残りも「伏せ編み」で編み戻り、編み終わりは作り目の糸端と一緒に「鎖編み」を編み、そのままループを引き抜いてください。
糸の片方を針に通し、足首の辺りに針を通します。
そのまま「足」が「わ」になるように縫い付けてください。同じものをもう1つ編みます。
「手」と「足」を「体」に縫い付けます。お好きなポーズになるようにバランスを見ながら縫い付けてください。
「頭」を縫い付けて「カエル」の完成です!!少し斜め上を見ているような「カエル」になりました(笑)。あみぐるみは、ちょっとした加減で表情が変わるのが魅力です。
6月の季節飾りを集合させてみました!皆さまもそれぞれのお気に入りを編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。