「パール調カラー」の刺しゅう糸を使ってモチーフを作ろうシリーズ第3作めは、「ハートのモチーフ」の作り方をご紹介します。
「パール調カラー」の刺しゅう糸の使用感は、以下のリンクを参考にしてください。
ダイソー刺しゅう糸「パール調カラー」を使って編む「星のモチーフ」の作り方
1度は編んでみたかったハートのモチーフ。様々な編み方がありますが、今回は2つの山を繋げて編む方法で編みました。ハート型の小さなモチーフは、ストラップやヘアゴムに仕立てても可愛いと思います。ぜひ作ってみてください。
「ハートのモチーフ」の編み方
ここからは並太の毛糸を使って、山の色の糸を変えながら編み方をご紹介します。
「わ」の中に6目「細編み」の作り目から編みはじめ、2段めは立ち上がりの「鎖編み」1目を編んだあと、前段の「細編み」に2目「細編み」を編み入れて6目増します。3段めは編み目の増減無しで「細編み」を編みます。同じ物を2つ編んでください。山の片方は糸をカットし、糸端を目立たない所に処理してください。
2つの山を繋げていきます。「細編み」の頭を向かい合った形で合わせて針先を入れ、編み糸をかけて引き抜きます。
そのまま糸をかけずにかぎ針にかかっているループを引き抜き、「引き抜き編み」を編みます。これを残り2目繰り返し、全部で3目「引き抜き編み」をします。
続いて、片方の山に針先を入れ、糸をかけて引き抜きます。
さらに糸をかけて引き抜き、「細編み」を1目編みます。
続けて、前段の「細編み」の頭を拾いながら、9目「細編み」を編みます。
10目めは、グレーの山の目に針先を入れ、
糸を引き出します。
そのままさらに、かぎ針にかかっているループを引き抜きます。
「引き抜き編み」が1目出来ました。
グレーの山も「細編み」を前段の「細編み」の頭を拾いながら、「細編み」を9目編みます。編み終わりは、編み始めの「細編み」の頭を拾って、「引き抜き編み」をしてください。
「鎖編み」1目で立ち上がり、減らし目をしていきます。「細編み」1目、「細編み2目1度」を繰り返して、編み目を減らしていきます。ここでポイントです。先ほど前段で「引き抜き編み」をした目は、「細編み」を編み入れないように注意してください。
画像は、減らし目を1段編み終わったところです。次の段は、目数の増減なし、その次の段は「細編み2目1度」を編み、最終的に目数は6目になります。
編み終わりは、閉じる用の糸を残してかぎ針にかかっているループを引き抜きます。綿(わた)を詰める場合は、ここで入れてください。
閉じ針で開き口を縫い留めます。
ハートのモチーフ完成です。
ここから、「パール調カラー」の刺しゅう糸で作ったハートをご紹介します。糸は1色4mすべて使い切りました。使用したかぎ針は2号です。
編みあがりが不安定だったので、綿を入れて形を整えました。
刺しゅう針で開き口を縫い留めて完成です。ぷっくりとした可愛いハートが出来ました。
3つのハートを並べてみました。向かって左から パール調カラー「ピンク」、合太の毛糸、ダイソーのコットン刺しゅう糸 で編みました。
パール調カラーの刺しゅう糸で作ったモチーフは編地が固くなるので、柔らかなモチーフを編みたい時は、毛糸やコットンの刺しゅう糸で作ることをおすすめします。パール調の刺しゅう糸で作ったハートも、キラキラしていてかわいいと思います。それぞれの良さがあるので、作る作品によってお好みで糸を使い分けてください。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。