ちび「あみぐるみ」シリーズの10作目は「イチゴ」の作り方をご紹介します。
ピンク色の糸で編んだイチゴモチーフに、白い糸を使ってタネを刺しゅうしました。
土台となる「えんぴつキャップカバー」の編み方は、以下のリンクを参考にしてください。
出来上がりのサイズが小さいモチーフなので、ヘアゴムやキーホルダー、ストラップなどに仕立てても可愛いと思います。編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸 (イチゴ) 約2m、(ヘタ) 約1m30cm、(タネ) 約1m
かぎ針 2号、刺しゅう針、綿(わた) 少々、ピンセット(あるとお勧めです)
※モチーフの中に入れる綿は、残った刺しゅう糸でも代用可能です。
2.編み図と編み方
編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。
1.イチゴ本体を編む
イチゴ本体の編み図です。すべて「細編み」で編みます。
「わ」の中に5目「細編み」の作り目から編みはじめ、編み図の通りに目数を増減しながら本体を編みます。
2.ヘタを編む
イチゴのヘタ部分の編み図です。
はじめに「わ」の中に5目「細編み」を編み、「わ」を縮めて1目めに「引き抜き編み」を編みます。
続けて5目「鎖編み」を編み、前段の「細編み」の頭1目め(画像の→の箇所)に「引き抜き編み」を編みます。
続いて、前段の「細編み」の頭2目め(画像の→の箇所)に「引き抜き編み」を編み、
ヘタの編み開始位置をずらします。
そのまま「鎖編み」を5目編み、
先ほどと同様の目(前段の「細編み」の頭2目)に「引き抜き編み」を編みます。
以下同様に、編み図の通りに編みます。編み終わりはループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、糸端をループに通して糸端を引き、ループを縮めます。編み終わりの糸は後程使用するので、長いまま休めておいてください。
3.タネを刺しゅうし、綿を詰める
白い糸で「タネ」を刺しゅうします。「タネ」は「フレンチノット」で刺しゅうしていきます。
イチゴ本体の中から針を通し、編地下から2段めあたりに糸を出します。
糸を出した箇所の根本に針を置いて、針に糸を2回巻きます。
針にかけた糸が緩まないように、糸を少し引きながら編地に垂直に針を刺します。このとき段の隙間に針をさしてしまうと、フレンチノットが埋もれてしまうので、編地の糸を割って針を入れるようにしてください。
そのまま針を引き、糸を通します。針にかかっていた糸が、縫い留められるような刺しゅうになります。
バランスを見ながら、お好みのところに刺しゅうをしてください。
刺しゅうが終わったら、開き口から綿(わた)か、残った刺しゅう糸を入れます。ピンセットを使うと作業をしやすいです。
4.ヘタと本体を縫い合わせる
「ヘタ」で残した糸端を刺しゅう針へ通します。イチゴ本体へ「ヘタ」を付けて、
ヘタの1段めの「細編み」の足と本体の開き口の目を合わせるように縫います。最後は、中央から糸を出してください。
仕上げに「ヘタ」の上部に軸を作ります。かぎ針などを使ってループを作り、
軸の糸を縫い留めて余分な糸端をカットしたら「イチゴ」の完成です!
大きさは、約2cmほどになります。
出来上がったイチゴを、えんぴつキャップカバーの本体へ縫い留めました。
皆さまもお好きな色の糸で編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。