かぎ針編み「糸3色で編む2重鎖編みのコード」の編み方

かぎ針編み「糸3色で編む2重鎖編みのコード」の編み方 雑貨

以前編んだ「マスクストラップ用のかぎ針編みで編むコード」のアレンジが2種類作成した時点で終わってしまっていたので、再チャレンジすべく今回は3種類めのコードを編みました。

かぎ針編みで編むコードは、簡単で早くきれいに出来るのでプレゼントにもおススメです。ブレスレットに仕立てたり、巾着のヒモとして使ったり、髪に編みこんでヘアアクセサリーとして使ったりと、たくさんアレンジができます。

今回は「2重鎖編みのコード」というかぎ針編みの技法を使って編みました。3本の糸を使って編むコードは編み方に少しコツが必要ですが、同じ作業の繰り返しなので慣れると簡単に編めます。ぜひチャレンジしてみてください!編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸(3色)… 出来上がりサイズの約5倍の長さ 各1本

かぎ針 3号

※コードを約70cm編むために必要な糸1本の長さは約350cmでした。同じ長さの糸を全部で3本用意してください。

 

2.糸を3色使った「2重鎖編みのコード」の編み方

本来なら編み糸1本で編む「2重鎖編み」という技法をアレンジして、編み糸3本を使って編んでいきます。糸1本で編む場合とは編みはじめの目の拾い方が違うので気を付けてください。

はじめに、編み糸を3本を束ねて「鎖編み」の作り目を1目編みます。

次に、手前のループ(むらさき色の糸)を1つかぎ針から外します。

1色めの糸(みず色の糸)を針先にかけて、かぎ針に残っているループ2つを引き抜き「鎖編み」を1目編みます。続けて、「鎖編み」を編んだループ1つ(もも色の糸)と先ほどかぎ針から外したループ(むらさき色の糸)2つへ針先を入れて、

画像のように、かぎ針へループをかけます。

そのまま針先へ糸(みず色の糸)をかけ、手前のループ2つだけを引き抜きます。かぎ針には2つループがかかっている状態になります。

2目めを編む時に糸の色を替えます。かぎ針にかかっているループを1つかぎ針から外し、もも色の糸を手前から上へ持ち上げます。(この時外したループが抜けないように、手で押さえながら編んでください。)

針先に糸をかけてループを引き抜き、「鎖編み」を1目編みます。続いて、画像の→の方向から針先を入れ、

外したループをかぎ針へ戻します。奥がもも色の糸、手前がみず色の糸のループになります。

針先にもも色の糸をかけて手前のループ(みず色の糸)だけを引き抜きます。

同様に、3目めはむらさき色の糸で編んでいきます。むらさき色の糸を手前から上へ持ち上げ、

かぎ針にかかっている手前のループを1つかぎ針から外します。むらさき色の糸を針先にかけて、ループを1つ引き抜き「鎖編み」を編みます。続いて、画像の→の方向から針先を入れ、

外したループをかぎ針へ戻します。奥がむらさき色の糸、手前がもも色の糸のループになります。

針先にむらさき色の糸をかけて手前のループ(もも色の糸)だけを引き抜きます。

4目めは、みず色の糸を手前から上へ持ち上げて編みます。

編み方はすべて同じです。かぎ針にかかっている手前のループを1つ外す→編み糸を手前から上へ持ち上げ、針先に糸をかけて奥のループだけ「鎖編み」を編む→外したループをかぎ針へ戻す→針先に糸をかけて手前のループだけ「鎖編み」を編む を必要な長さだけ繰り返しながら編みます。

編み終わりは、編み糸3本をまとめてかぎ針にかかっている2つのループを一度に引き抜き、「鎖編み」を1目編みます。次に、ループを引き伸ばして編み糸の糸端をループに通し、

糸端を引いてループを引き締めます。

コードのねじれはスチームアイロンをあてることで落ち着きます。コードが直線になるようにまち針で留め、スチームをあててください。

糸の色を変えて2本編みました。コード1本の長さは約70cmです。色の組み合わせに毎回悩みます。。模様をはっきりと浮かび上がらせたいなら原色系の反対色を、ぼやかせたいならグラデーション系の同系色の糸を選んでも可愛いかと思います。

今まで編んできたコードと比較してみました。

➀が糸3色で編んだ「エビコード」、②が糸3色で編んだ「スレッドコード」、③が今回の「2重鎖編みのコード」になります。

2重鎖編みのコードの太さは、エビコードとスレッドコードの中間くらいのサイズになりました。

マスクストラップはもちろん、ブレスレットやヘアアクセサリー、ストラップや巾着のヒモなど使える幅は広そうです。皆さまもぜひお好きな色で組み合わせを楽しんでみてください。

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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