刺繍糸でかぎ針編み「十字模様(方眼編み)のボトルカバー」の編み方

刺繍糸でかぎ針編み「十字模様方眼編みのボトルカバー」の編み方 雑貨

友人たちとの集まりやキャンプなどで、紙コップの滑り止めや各自の目印としても使える「ボトルカバー」を編みました。ボトルカバーの編地は、かぎ針編みの技法「方眼編み」を使って編んでいます。

方眼模様には、縁起を担いで十字模様を描きました。「十」には完全や充分に満ち足りているという意味があり、この十が繋がっていく模様は縁起が良いと言われているそうです。「十字模様のボトルカバー」編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸(1束 約8m) ・・・4束

かぎ針 5号、刺しゅう針(or 刺しゅう糸が通る縫い針)、(糸巻き6枚)

※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。画像には入っていないのですが、フチ編み用の糸を1束加えています。「糸巻き」はセリアで購入しました。無くても大丈夫ですが、糸を分けて編んでいるので、分けた糸を巻く物があると便利です。

今回は作品の雰囲気を変えたかったので、刺しゅう糸1束を3本ずつ、2束に分けた物を3色まとめて編みました。なので、編み糸は9本取りで編んでいます。

 

2.編み図

編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。

十字模様方眼編みの編み図

「鎖編み」34目の作り目から編みはじめ、編み図の通りに「長編み」と「鎖編み」を組み合わせて編んでいきます。編み図には書いていませんが、仕上げは「細編み」でフチ編みを編みます。

 

3.編み方

1.ボトルカバーの編み地を編む

3色の糸を合わせて、1束にして編んでいきます。画像のようにケースに入れると編みやすいです。

5号のかぎ針を使い、「鎖編み」で作り目を34目編みます。

以下、編み図通りに「長編み」と「鎖編み」を組み合わせて、全部で9段編みます。

詳しい「方眼編み」の編み方は、以下のリンクを参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その3)ー方眼編みの編み方

ちなみに、目数は1マス3目+端の目1目で計算しています。画像の編み図では、(11マス×3目)+1目=34目の作り目になります。十字模様を増やしたい時は、作り目の参考にしてください。

 

2.ボトルカバーのフチを編む

糸を使い切ったので、ここで刺繍糸を1束加えました。

フチは「細編み」で編みます。上下は、鎖目を拾いながら34目編みます。角は「鎖編み」1目を編みます。左右は、「長編み」目の足や鎖目を拾いながら、1段3目ずつ編み入れました。編地の糸端を編みくるみながら編んでください。

50㎝程度糸端を残してカットし、編み終わりのループを伸ばして糸を引き抜きます。続いて糸端を針に通し、編地の左右の目を拾いながら、巻きかがりで縫いとじます。

縫い終わりは、編地の目立たないところに糸端を通してカットし、完成です。

カバーは伸縮性があるので、直径が5㎝程度ならば、どのような形のボトルにも合います。

ジャムの空き瓶にも付けてみました♪

四角い瓶にも付けてみました。

紙コップにも取り付け可能です。コップの滑り止めと、目印にも使えそうです。

刺繍糸でかぎ針編み「十字模様方眼編みのボトルカバー」の編み方

もう少し目数と段数を増やして編めば、ペットボトルカバーにも出来そうです。また、編み図よりも模様を増やして編地を大きくし、バッグなどに仕立てても可愛いと思います。

個人的に「方眼編み」と言えば、すぐ思い付くのはドイリーやコースター、バッグなどでした。でも他にも多様な作品に活かせるポテンシャルは秘めた編み方だと思うので、今後もいろいろな可能性を探っていきたいと思います!

 

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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