小物入れトレーの上にかけるカバーが欲しくて、方眼模様のドイリーを編みました。当初は今年の干支であるウサギ模様にしようかなと思ったのですが、設定したマス目数の中にウサギ模様を描くのが難しかったので、月柄に変更しました。方眼模様のデザイン方法や、仕上げのコツなど参考にしていただけたら嬉しいです。編み図と編み方をご紹介します。
【出来上がりサイズ】縦 約 15cm × 横 約15cm
1.材料
・オーガニックコットン・・・約11g
かぎ針 3号、閉じ針
※セリアで購入したオーガニックコットン[細]の糸を使って編みました。
素材は綿100パーセント、1玉 約25g[糸長 約95m]です。
2.編み図の描き方
方眼編みのデザインは、Excelや方眼紙を使って描くとイメージがしやすいです。注意点としては、1マスが正方形ではなく長方形になるという点です。縦:横=2:3くらいを目安にするとちょうど良いかと思います。
以下の画像は、Excelで描いたデザイン画です。月と星をイメージしました。怪獣が火を噴いているようにも見えますが。。。月と星です!
今回は小物入れトレーのサイズに合わせたドイリーを編むので、最初にゲージを編み、「長編み」3目の縦と横の長さを測って、実際の出来上がりサイズと同様のサイズになるようにマス目数を決めました。
私の場合:1マス(長編み3目) 縦 約 0.8cm × 横 約 1.1cm
でした。出来上がりを約15cmの正方形の大きさに設定したいので、縦19(150/8)マス、横15(150/11)マスとしました。
目数と段数の計算方法は、縦はマスの数=段数なのでそのまま19段になりますが、横は3目(1マス)×15マス+1目(端の目)=46目となります。
マス数を設定したらデザインを決め、続いて方眼で描いたデザイン画をもとに編み図を描きます。色の付いたマスが「長編み」3目、白色のマスが「長編み」1目+「鎖編み」2目です。
編み図をクリックしていただくと、編み図が大きくなります。
方眼のデザイン画があれば、編み図が無くても編めるかと思います。端の立ち上がりが「鎖編み」3目になることにだけ気を付けてください。
3.ドイリーの仕上げ方
方眼編みの詳しい編み方は、以下のリンクを参考にしてください。
編みあがりは編地がゆがんでいるので、スチームアイロンをかけます。
定規などをあててまち針を細かく留め、なるべくまっすぐになるように固定します。
アイロンをあててからそのまま半日程度置き、編地が完全に乾いたらまち針を外して完成です!
実際にトレーにかけてみました。サイズ感もぴったりで良い感じです!
方眼編みの模様編みは簡単に編めて、透け感を楽しみながら自在に柄を描けるので、デザインの自由度が高くてお気に入りです。初心者さんでもオリジナルの作品が一番編みやすい編み方なのではないかと思います。皆さまもぜひ編んでみてください。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。