かぎ針編み「パプコーン編みと透かし模様のトートバッグ」編み図と編み方

かぎ針編み「パプコーン編みと透かし模様のトートバッグ」編み図と編み方 バッグ

近頃日増しに暖かくなってきたので、季節に合わせて春夏用のバッグを編みました。バッグの形は個人的に使いやすくてお気に入りのトートバッグ型です。材料にコットン100パーセントの糸を使った、春夏らしくポコポコとした編み目が可愛い透かし模様のトートバッグが編めました♪バッグの内側には裏布を付けずに、市販の巾着やトートバッグやビニールバッグなどを入れても可愛いと思います。「パプコーン編みと透かし模様のトートバッグ」編み図と編み方をご紹介します。

 

【出来上がりサイズ】縦 約35cm × 横 約38cm

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1.材料

セリア「NEW エンジェルコットン」

・Col No 11・・・7玉

・Col No  1・・・2玉

かぎ針5号、閉じ針

※セリア購入した「NEW エンジェルコットン」を使って編みました。

素材は綿100パーセント、約25g玉巻(糸長約65m)です。かぎ針は5号を使いました。

裏布はお好みで用意してください。私は内側を自分好みに作りたかったので、布(約75cm×75cm)1枚、ステッチテープ(幅15㎜ 長さ1.5m)、マグネットホック(小)、両面テープ、接着芯(画像には入っていませんが、マグネットホックの裏側に貼るために使いました)を用意しました。これらもすべてセリアで購入しています。他に縫い糸も用意してください。

 

 

2.編み図と編み方

各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。

1.底の編み方

 

「鎖編み」41目の作り目から編みはじめ、編み図のとおりに増し目をしながらすべて「細編み」で楕円形に底を編みます。

 

2.側面の編み方

側面は14目1模様を繰り返しながら編んでいきます。編み図にひとつ訂正があります。編み目記号が「表引き上げ編み」で描いてしまいましたが、すべて「裏引き上げ編み」になります。

側面7段めまでは底に続けて編み目の増減無しで「細編み」を編み、8段めから模様編みを編みます。画像は側面9段めの1模様分を編み終わったところです。「長編み」を編み入れるときは前段の鎖目部分をすっぽりと拾わずに、鎖目を割るように「長編み」を編み入れてください。

14模様1セットを全部で12セット編みます。

10段めの編みはじめは「引き抜き編み」を1目編み、立ち上がりの位置をずらします。

画像は10段めの1セットが編み終わったところです。同様に編み続けます。

11段めは「細編みの裏引き上げ編み」を編んでいきます。立ち上がりの「鎖編み」を1目編んだ後、最初の「細編み」1目+「鎖編み」1目+「細編み」1目は前段の鎖目をすっぽりと拾って編み入れます。

続いて、前段の「長編み」の足をすくうように向こう側からかぎ針を入れて、向こう側から針を出します。

そのまま針先に糸をかけて引き出し、さらに糸をかけてループを2つ引き抜き「細編み」を完成させます。

「細編みの裏引き上げ編み」が1目編めました。

同様に編み進め、11段めを編みます。10段めの目の頭が鎖目のように手前に出てきます。

12段めはすべて「細編み」で編みます。減らし目をする箇所は「細編み3目一度」になるので気を付けてください。画像は13段めの「パプコーン編み」の途中まで編んだところです。「長編み」を5目編み入れたらループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、

最初の「長編み」1目めにかぎ針を入れ、画像のように休ませていたループを再びかぎ針に通します。

そのままループを「長編み」の1目めから引き抜きます。

さらに「鎖編み」を1目編み「パプコーン編み」を完成させます。続けて編み図のとおりに模様編みを編んでいきます。

13段めが編み終わりました。

14段めは前段の目をすっぽりと拾って「細編み」を編みます。15段めは減らし目箇所が「長編み4目一度」になるので気を付けてください。16段めは「長編みの裏引き上げ編み」になります。

続けて編み図のとおりに17段めまで編み終わったら、ループを引き伸ばして1度かぎ針を抜きます。

続いて編み糸をループに通します。

そのまま編み糸を引いてループを引き締めます。

18段めの編みはじめの位置へかぎ針を入れ、編み糸を引き出します。このときに、糸を引きすぎて編地がゆがまないように気を付けてください。編地に渡っている糸は、18段めを編む時に一緒に編みくるみます。

25段めから糸の色を変更します。24段めを編み終わったらループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、編み糸を通してループを引き締めてから余分な糸をカットし、編み終わりの処理をしてください。

25段めの編みはじめの位置に糸を付け、立ち上がりの「鎖編み」3目+「鎖編み」1目+「長編み」1目を編み入れます。

続けて編み図のとおりに編み進め、35段めと42段め、43段めで再び糸の色を変更します。最後の1段は「バック細編み」を編みます。編み終わりは「わ」の編み終わりの処理をしてください。

 

3.バッグの持ち手と裏布を付ける

約56cmの長さの持ち手を2本を編みます。「鎖編み」の作り目を130目ほど編みました。作り目を1周ぐるりと拾いながら白い糸で1段、グリーンの糸で2段底の編地と同様の増し目をしながら編みます。

ここからは裏布を付けていきます。はじめに、持ち手の内側に両面テープを使ってステッチテープを貼ります。

バッグの中央に印をつけ、そこからさらに左右7cmずつの箇所に印をつけます。

印をつけた箇所が持ち手の内側になるように持ち手を縫い付けます。上に出ている持ち手が50cmになるようにしてください。

持ち手の縫い目が表地に出ないように、目の間をすくいながら縫い付けるときれいに仕上がります。

裏地はお好みで仕上げてください。私はバッグに合わせて縫い代込みで布をカットしてからポケットを縫い付け、マグネットホックの裏側に接着芯を貼り、ホックを取り付けてから袋状に布を縫い合わせ、最後にミシンで裏布をバッグの編地に縫いました。

編地にミシンで布を縫いつけるときは、編み糸に近い色の糸を使ってください。

我ながら可愛い透かし模様のパターンが編めたので、この模様を使ってベストやストールなどを編んでも可愛いかなと思います。皆さまもお好みの配色で、お気に入りを手作りしてください♪

読んで頂いてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

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