紙袋で作る「引き出し式マスク収納BOX」の作り方

紙袋で作る「引き出し式マスク収納BOX」の作り方 その他手芸品

マスクを着けて外出することが日常となって、早くも数年経ちました。。色々なサイズやカラーのマスクが増え、家族それぞれのお気に入りマスクも決まってきました。しかし、マスクの種類が増えると問題なのが、マスクの収納方法です。我が家は玄関に棚を設置し、そこへ除菌アルコール、使用済みマスクを入れるフタ付のごみ箱、各々のマスクを置いて使っています。しかし最近使用するマスクの種類が増えたので、収納場所の確保に困ってきました。解決策としてマスク収納BOXを購入することも考えたのですが、マスクを着けなくなったら要らなくなるので今更買うのももったいないなと。。そこで、マスク収納ケースを自作することにしました。

ケースの形は縦型収納ではなく横型収納にし、マスクを5種類置きたかったので、積み上げて置くタイプの引き出し式収納を作りました。素材は自宅にあった紙袋を解体して使いました。紙袋再利用です。

いつもは編み物や手芸品のご紹介が多いのですが、今回は折り紙にチャレンジしています。紙袋で作る「引き出し式マスク収納ケース」の作り方をご紹介します♪

 

スポンサーリンク

1.材料

紙袋を解体したときに、縦 約46cm× 横 約71cmを切り出せるサイズの紙袋を用意してください。

今回使用した紙袋は、無印良品でもらった 縦 約40.5cm× 横 約34cmの物を使いました。このサイズだと、紙袋1枚で、収納ケースが1つ作成できます。棚にする場合は、棚を貼り付けるための紙袋も1枚用意してください。

その他、定規、ボンド、はさみ、セロハンテープを用意してください。

紙袋は、持ち手を外し、紙袋の接着されている箇所を破れないように気を付けながらそっと外していきます。

解体した紙袋へ、以下のサイズに線を下書きします。画像をクリックしていただくと、大きくなります。

えんぴつで書いたので、見にくくてすみません。。縦のサイズがギリギリなので、なるべく端から線を書きます。

上記作図の赤線のところで、紙を切ります。36cmの四角形を1枚。同じサイズの長方形が2枚になります。

 

 

2.作り方

1.引き出しケースの作り方

36cmで切り出した紙を使って、ケースを折ります。

紙袋は裏表がわかりにくかったので、ここからは折り紙で折り方をご紹介します。

① 紙を表に見ながら、1/3(折り紙だと5cm、紙袋だと12cm)のところで折り上げます。

② 1/3折った紙を、1/2のところで折り下げて、折線を付けます。

③ ②で折った箇所を元に戻します。

④ ③で付けた折線にそって、さらに上を半分に折り下げます。次に、折線に向かって4角を三角形に折ります。

⑤ 上半分を、③で付けた折線で折り下げます。

⑥ 上部の端を、下の端へ向かって折り下げます。

⑦ 折った上部を、さらに半分折り上げます。

⑧ 折線をしっかりと付けて、元(⑦の状態)に戻します。

⑨ ⑧で付けた折線に向かって、4角を三角に折ります。

⑩ ⑧で付けた線で、上部を半分へ折り上げます。

⑪ 三角の頂点を、根本(画像の黒線部分)で折り、折線を付けます。

⑫ 中心を広げます。

⑬ 再び三角の頂点を内側へ折り込み、

⑭ 画像のように角をしっかりと折り込みます。

⑮ 再びケースを広げて、形を整えたらケースの完成です。半分だけ折り込んだ面が、引き出すときの持ち手になります。

画像は、紙袋で作成したケースです。

マスクを収納してみました。サイズ感はぴったりです。

 

 

2.引き出し収納ケースの作り方

ケースは、ボンドで留めた方がしっかりと出来るのでおススメです。

ちなみに、折り紙でケースを作る場合は、以下の作図になります。赤い線(折り紙のちょうど半分)で切ってください。

① 線を書いた箇所を山折りに折り、折くせをつけます。さらに、7cm側の箇所の端を、画像の赤線の部分まで三角に折り上げ、

折線を付けます。

② 画像の赤線部分も重なるように折、

三角に折くせを付けます。

③ 2枚とも、同様に折り線を付けます。

④ 端3cmの箇所の表側にボンドをつけ、

2枚の長方形を重ねて接着します。箱が四角くなるように、短辺と長辺に気を付けながら接着してください。

⑤ フチの端3cmを折り返して接着します。

ボンドは全てにつけずに、端3cm残してください。

フチを折り返して接着します。折り返したフチが引き出しを開けるときにひっかかるのを防ぐため、フチをさらにセロハンテープで留めます。ボンドを付けなかった部分には、セロハンテープもつけないでください。

⑥ 反対側の表側端3cmにボンドをつけ、

先ほど、ボンドを貼らなかったフチへ挟むようにして接着します。先ほどボンドをつけなかった内側のフチ部分にも、ボンドをつけて貼ります。

次に、ケースの底の部分を作っていきます。

⑦ 最初に付けた三角の折線にそって、内側へ折り込みます。

⑧ 三角の部分にボンドをつけて、貼ります。

⑨ 反対側も、画像のようにボンドをつけて貼ります。

底を押さえながら、しっかりと接着してください。

収納ケースの完成です。

引き出しもセットしてみました。

少しケースと引き出しのサイズに余裕があるので、余白が少ないほうがお好みでしたら、収納ケースの各サイズー0.5~ー1cmほどしてから作成してください。

 

3.マスクケースの組み立て方

収納ケースを棚へ仕立てていきます。折り紙で作ったケースでご紹介します。

このままケース同士を接着しても良いのですが、数が増えるとバランスが不安定になるので、より丈夫にするために、別の紙へ接着していきます。

折り紙の場合は、サイズが小さいのでA4のコピー用紙を使いました。紙袋で作ったケースの場合は、サイズに合わせて紙袋をもう1枚用意してください。

 

紙を長辺1辺と短辺2辺の長さに合わせてカットして折り線を付け、ケースの高さに合わせて線を引きます。今回は3段収納を作成するので、線は4本引いてください。

4本めの線にそって、紙をカットします。

ケースの底にボンドをつけて、線にそって貼り付けます。

2つめのケースを付けるときは、画像のように紙と1段めのケース上部にボンドをつけ、

ずれないように、貼り付けます。

3つめの収納ケースも同様に貼り付けます。

横にもボンドをつけ、

ケースに合わせて貼ります。

両サイド貼り付けてください。

ボンドが乾いたら、両サイドの、はみ出した余分な紙を切り落とします。

引き出しを入れて、棚の完成です!上部のベース紙の部分に、画鋲やテープなどを付けて棚を壁に固定すると、さらに棚が安定します。

実際に、紙袋で作ったマスク収納BOXを、我が家の玄関に設置しました。

壁に張って剥がせるテープを使って、棚を固定しています。最初のほうは収納ケースのサイズを探りながら作ったので、大きさがバラバラなのはご愛敬で。。

ケースを引き出しすぎると簡単に抜けてしまうので、1/3ほど引き出して取ると取りやすいです♪

玄関で好きなマスクを選べるので、使い勝手が良いようで家族にも好評でした!皆さまもぜひ作ってみてください。

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました