かぎ針編み【マグカップカバー】の編み図と編み方

かぎ針編み【マグカップカバー】の編み図と編み方 雑貨
かぎ針編み【マグカップカバー】の編み図と編み方

気温の低下とともに寒さが身に染みる季節となってきました。そろそろ暖か素材の毛糸を使って編み物をしたいなと思い、近所の100円ショップへ行きました。毛糸コーナーは久しぶりに見たのですが、多種多様な毛糸がたくさん販売されていました♪その中でもラベルが可愛い糸玉にひとめぼれし、作るものも考えずについつい衝動買いしてしまいました。。。今回はその糸を使って1玉で何か編めるものを考え、保温効果を兼ねた「マグカップカバー」を編んでみました。少しレトロな雰囲気の可愛いカバーが編めたので、編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

ドロップ(毛 75パーセント・ナイロン 25パーセント)・・・15g

かぎ針 8号、閉じ針、ボタン 1個

※セリアで購入したDrop(ドロップ)という毛糸を使って編んでいます。糸の途中にかすりが入っていて、色の種類は5種類くらいあったかと思います(記憶が曖昧ですみません)。糸の太さがラベルに書かれていないのですが、おそらく「極太」に分類されるのではないかと思います。

標準使用カギ針は6号~8号です。今回はざっくりと編みたかったので、8号のかぎ針を使用しました。

 

2.編み方

以下、編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。

1.マグカップカバー(底)の編み方

「わ」の中に「細編み」6目の作り目から編みはじめ、以降毎段6目増しながら「細編みのすじ編み」を編みます。編み図の「細編み」は、すべて前段の「細編み」の頭奥1本を拾って編む「細編みのすじ編み」で編んでください。

お手持ちのカップの底に合わせて、毎段6目増しながら必要な段数を編んでください。私のマグカップは、底の編地8段でちょうどサイズが合いました。

 

 

2.マグカップカバー(側面)の編み方

底の編地から続けて、側面は「鎖編み」3目で立ち上がり、以降前段の頭奥1本を拾って「長編み」を目数の増減無しで編みます。2段めからは、編地を往復しながら編んでいきます。3段めを編む時に、「長編みの引き上げ編み」が「裏引き上げ編み」に変わるので気を付けてください。

側面1段めは、「わ」になるように「長編み」を編みます。

2段めは2目ごとに「長編みの表引き上げ編み」を編みます。「長編みの表引き上げ編み」の詳しい編み方は、以下のリンクを参考にしてください。

かぎ針編みの模様(その13)ー長編みの引き上げ編みの編み方

2段め以降はマグカップの持ち手を入れるスペースを作るため、編地を引き返しながら編んでいきます。

編地を裏返して「鎖編み」3目で立ち上がり、続いて「長編み」を1目編みます。3目めは「長編みの裏引き上げ編み」を編みます。かぎ針に糸をかけてから、前段の「長編み」の足を画像のように拾ってかぎ針を入れ、針先に糸をかけて引き出します。

さらに糸をかけてかぎ針にかかっているループを2目引き抜き、さらに糸をかけて全てのループを引き抜きます。裏側から見ると、前段の「長編み」の頭がポコッと裏地側に出っ張ります。

同様に、編地を往復しながらお手持ちのカップに合わせて必要な段数を編んでください。高さを迷ったのですが、実際に飲むことを考えたらカバーはカップの半分くらいが良いのかなと思い、私は全部で5段編みました。最後の6段めは「細編み」でフチ編みます。

カバーを留める「ボタン留め」を編みます。6段めの編み終わりから続けて「鎖編み」10目を編み、最後は6段めの編み終わりの「細編み」に「引き抜き編み」で編み留めます。

編み終わりのループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、編み糸をカットしてループに糸端を通し、糸端を引いてループを引き締めます。糸端を閉じ針に通し、編地の目立たないところに処理します。

反対側にボタンを縫い付けて「マグカップカバー」の完成です!

カップに付けてみました。ボタンが立体的だとカップを持つときに指にあたってしまうので、ボタンは平な物をおススメします。

カップを持ったときにカバーが外れてしまうときがあるので、カバーをもう一回り小さく編んでも良かったかなと思いつつ。。丸っこいフォルムが可愛いので気に入っています♪

ちょうど半玉でマグカップカバーが1個編めました。

レトロな雰囲気が可愛い毛糸なので、冬用のバッグやマフラーなどを編んでも可愛いかなと思います。

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

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