夏用バッグの試作３個めは、ふっくらとした型が特徴のトートバッグを編みました。ネット模様の中に隠れているハート模様がデザインのポイントです。
今回は手元に大量に残っていた黒い色の糸を使って編んだので、編み途中の画像が見にくくてすみません。
ネット模様に伸縮性があるので、ハンカチやハンドタオルなども入れることができました。小物入れポーチとしても使えそうです♪編み図と編み方をご紹介します。
【出来上がりサイズ】(横)約９ｃｍ × (縦)約９㎝
１．材料
刺しゅう糸（１束約８ｍ）・・・５束
かぎ針 ４号、縫い針
※今回もダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。
２．編み図と編み方
各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。
１．底を編む
「わ」の中に６目「細編み」から編みはじめ、毎段６目増しながら８段編みます。９～１１段めは目数の増減なしで編んでください。編み図の「細編み」記号は、すべて「細編みのすじ編み」で編みます。
画像は、編み図のとおりに増し目をしながら８段＋目数の増減なしで３段を編み終わったところです。
２．側面を編む
側面は、「中長編み３目の玉編み」と「鎖編み３目のネット編み」を繰り返しながら編んでいきます。
立ち上がりの「鎖編み」を２目編んだ後、前段の「細編み」を１目飛ばして、２目めに「中長編み３目の玉編み」を編み入れます。
続けて「鎖編み」２目＋先ほど玉編みを編み入れた目と同じ目に「中長編み３目の玉編み」＋「鎖編み」２目を編み、前段の「細編み」の頭２目を飛ばして３目めに「細編み」１目を編み入れます。
「鎖編み」３目＋前段の「細編み」の頭１目を飛ばして２目めに「細編み」１目を、３回繰り返します。
「鎖編み」２目＋前段の「細編み」の頭２目飛ばして、３目めに「中長編み３目の玉編み」＋「鎖編み」２目＋先ほど玉編みを編み入れた目と同じ目に「中長編み３目の玉編み」＋「鎖編み」２目を編み、前段の「細編み」の頭２目を飛ばして３目めに「細編み」１目を編み入れます。
以上を編み図のとおりに繰り返し、最後は「鎖編み」を２目編んだ後、
「玉編み」の間の鎖目に「引き抜き編み」を編みます。
１２段めが編み終わりました。
１３段め以降は、立ち上がりの「鎖編み」を２目編んだ後、
前段の鎖目をすっぽりと拾って「中長編み２目の玉編み」＋「鎖編み」２目＋前段の鎖目をすっぽりと拾って「中長編み３目の玉編み」＋「鎖編み」３目＋１２段めの「ネット編み」をすっぽりと拾って「細編み」を１目編みます。
続けて編み図のとおりに、鎖目を拾う箇所に気を付けながら編み進めます。
１７段めは、「鎖編み」と「中長編み」と「細編み」を組み合わせながら編み進めます。
１８段めは、前段の鎖目をすっぽりと拾って「細編み」を編み入れていきます。前段の「鎖編み」４目の箇所からは「細編み」を４目、２目の箇所は「細編み」を２目それぞれ編み入れてください。
３．上部を編む
２１段めで持ち手部分を作ります。「鎖編み」１２目を、前段の「細編み」８目飛ばして９目めに「細編み」で編みつけてください。
１９、２０段は目数の増減なしで「細編みのすじ編み」を編みます。
２１段めで立ち上がりの「鎖編み」＋「細編み」１目を編んだあと、「鎖編み」を１２目編みます。
前段の「細編み」の頭を８目飛ばして、９目めに「細編み」で編みつけます。
続けて編み図のとおりに、もう1個の持ち手も編みます。
２２段めは、持ち手部分に「細編み」を１２目編み入れます。
２３段めは「バック細編み」を編んで完成です！
黒い刺しゅう糸で編んだバッグは模様が見づらかったので、紫のレース糸を使って、もう１個編みました。両サイドに浮かび上がっているハート模様がポイントです。
バッグに紙を入れてみました。コロンとして可愛いバッグが出来ました♪
ネット模様を際立たせるために、明るい色の糸で編むことをおススメします。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです♪
