毎年進学シーズンになると、子どもが学校で使うランチマットを購入しようと買い物へ行くのですが、結局好みのランチマットが見つけられず毎年布を購入して作成しています。今年も作ることになったのですが、毎回ランチマットのサイズを忘れてしまうので、今回は作り方を備忘録として残したいと思います!
まずは歴代の自作ランチマットを振り返りつつ、反省点をご紹介します。
1枚めは3年間使用したランチマットです。上下で布を切り替えて縫いました。表と裏が同じデザインになっています。
こちらが裏です。
生地の素材が違うタイプの布を使ったので、洗濯する度にゆがみが大きくなってしまったのかと反省し。。翌年作ったランチマットがこちらです。
このランチマットは、2年間使用しました。2枚の布を表と裏で同じ量ずらして縫っています。布地がゆがみすぎてシワシワです。。こちらが裏です。
2枚とも縫う前に布の水通しもして、縫いあがりはきちんと長方形になっていました。でも結局、洗濯回数が多いと形を保てなかったようです(汗
以上の反省を活かし、今回は生地の切り替えを作らずに、1枚の布だけで端を3つ折りにしてランチマットを作ろう!と固く心に誓って娘とともに手芸屋さんへ。しかし、娘が気に入った生地がシンプルかつ布地が薄すぎて1枚じゃ心もとなく。。結局今回も2枚を重ねて縫い合わせるランチマットになりました。娘よ。。母は可愛い柄入りの、丈夫なオックス生地を購入したかったな。。
母の無念はさておき、ここからはランチマットの作成過程をご紹介します。
1.材料
ランチマット用の布・・・縦 32㎝×横 42㎝(縫い代1㎝込み) 2枚
タグ用の布・・・縦 6㎝×横 7.5㎝(縫い代1㎝込み) 1枚
ミシン糸
※布がシンプルすぎたので、糸の色はステッチが目立つ物を選び、タグも作りました。タグの柄は娘に消しゴムハンコで作ってもらい、布用のインクを使って押しました。ハンコを押すときは縫い代(上下左右とも1cm)を考慮して、端から約1.5cm内側に模様が収まるように気を付けてください。(ハンコの大きさは最大でも 縦 約3cm× 横 約5cmになります)
その他に、厚紙に必要な長さの線を書いて、アイロン用の定規を作っておくと便利です。
2.作り方
1.タグを縫い付ける
アイロン定規をあててタグの縫い代を折り、アイロンをかけます。縫い代は1cmです。
このように4方を折り込むと表から角が出てしまうので、角の縫い代を内側に折ります。
一度縫い代を開いて、角を折り線に合わせて3角に折ります。
再び折り線を戻すと、角の縫い代が内側になります。
同様に4方を折り込みます。
タグが出来ました。
タグをランチマットに縫い付けます。ここで、私はタグを付ける位置を失敗してしまいました。。ランチマットを4つ折りにしたときに、タグが邪魔になってしまったからです。
画像のように、端から4㎝と5㎝の位置に縫い付けると、折りたたんだときにもちょうど良くなるかと思います。
2.布を縫い合わせる
布を中表に2枚合わせ、返し口を7cm程度残して縫い合わせます。縫い代は1cmです。
返し口から表に返し、アイロンをかけて形を整えます。最後に、端から5mm程のところに表側から1周ステッチをかけて完成です!
糸を変えながら同じ物を3枚作りました。グレーの生地にグリーンの糸が一番目立っていました。
シンプルなランチマットが出来ました。母としてはもう少しデザインを楽しみたかったのですが、娘はこれで満足してくれたようです。今度こそ洗濯に耐えるランチマットが出来たことを祈りつつ。。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。