かぎ針編み「イヤホン収納ケース」の編み方

かぎ針編み「イヤホン収納ケース」の編み方 小物入れ

新しく有線のイヤホンを購入したので、長いコードをキレイに収納すべく「イヤホン収納ケース」を編みました。収納するときに少しコツが必要ですが、出すときはスルッと取り出せます。編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

コットン糸(100%)…約20g、かぎ針5号、とじ針

※手持ちに残っていた短い糸を寄せ集めて編みました。セリアで購入した「NEWコットンベビー」という糸です。各色のグラム数を量り忘れてしまったので、全体で20gという表記にしました。

 

 

2.編み図と編み方

編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。

「わ」の中に6目「細編み」から編みはじめ、毎段6目増しながら10段編みます。円の部分は底もフタも同じ編み図になります。

 

1.下部分の編み方

編み図のとおりに底の円部分を編んだら、目数の増減無しで7段「細編み」を編みます。側面1段めは、底の編地10段めの「細編み」の頭手前1本を拾って「細編みのすじ編み」で立ち上がりを編んでください。

側面を編み終わったら、糸をカットして「わ」の編み終わりの処理をします。

続いて中央部分を編んでいきます。中央は底の7段めの「細編み」の足に、「細編みの引き上げ編み」で編みつけていきます。

底を押し上げて編地を裏返したら、7段めの「細編み」の足にかぎ針を入れ、

針先に糸を引き出します。

さらに針先に糸をかけてループを2つ引き抜き、「細編み」を完成させます。

中央1段めは全部で42目編みます。

編地を裏側から見たところです。目を拾った箇所が水色の部分になります。

続けて、目数の増減無しで5段「細編み」を編みます。そのまま続けて編むと、編地を内側から見て編むことになります。編みづらいかたは、2段めを編む時に立ち上がりの鎖目を編んだ後編地の左右を入れ替えて、1段めを編んだ進行方向とは逆方向に編み進めてください。

糸をカットして編み終わりの処理をし、中央部分を押し込んで編地を整えたら下部分の完成です。

 

 

2.フタ部分の編み方

フタも下部分と同様に、編地のとおりに円の部分を編みます。

円の編地を裏側に見ながら、「細編みのすじ編み」で側面を立ち上がります。下部分と縫い合わせる箇所を6目ほど残してください。

フタの側面は「わ」に編まずに、編地を返しながら往復編みで編みます。目数の増減無しで3段編んでください。編み終わりの糸は後から使用するので、20㎝程度残して置いてください。

フチは「バック細編み」で編みます。残して置いた糸端を閉じ針に通します。何針か側面部分を縫って、円部分まで糸を移動してください。

 

3.収納ケースの組み立て方

下部分とフタを合わせて、巻きかがりで縫い付けます。合わせる箇所は、何処でも大丈夫です。

「細編み」の頭同士に針を入れて、

巻きかがっていきます。

縫い終わりの処理をしたら「イヤホン収納ケース」の完成です!

フタを開けると画像のようになっています。

イヤホンを収納するときは、画像のように底を押し上げて中央部分を出します。端子のほうから線を巻き付け、中央部分にイヤホン部分を入れ込みます。

イヤホンを押さえながら、中央部分ごと押し込み、形を整えます。

フタを被せたところです。

フタはボタンやスナップなどの留め具を付けていないので、ケースを横にしたり逆さまにしたりすると開いてしまいます。ケースごと持ち運ぶときには、ヘアゴムなどで留めると安心です。

家族にも好評でした♪今回は手持ちで残っていた糸で編んだので、お気に入りの糸でも編んでみたいと思います!

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

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