今回は12月を代表するお花「ポインセチア」のモチーフを編みました。クリスマスと言えばポインセチア。別名クリスマスフラワーとも言われているそうです。12月の誕生花にもなっていて、花言葉は「祝福」「幸運を祈る」などなど。赤の他にも、白やピンクなどのお花もあります。お好みのカラーで編んでください♪編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
レース糸(花びら) ・・・約1g
レース糸(葉) ・・・約1g
パールビーズ(直径5㎜) 5個、かぎ針 3号、縫い針
※クリスマスオーナメントを作った後のあまり糸で編みました。ポインセチアを2つ編み終わってもまだまだ糸が残っているので、今後も大活躍しそうです。レースヤーンは、糸の質感がとても編みやすく糸量も多いので、お買い得でおススメな糸です。
2.編み図
以下、編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。
1.葉の編み図
基本的にすべて目数が違うだけで、葉も花も編み方は同じです。
1段めは「鎖編み」の作り目を7目編み、作り目の裏山を拾いながら「細編み」で引き返して編み、再び「鎖編み」の作り目を7目・・・を繰り返しながら、つなげて編み進めます。2段めの編みはじめは、1段めの作り目に「引き抜き編み」を編むところからはじめます。ここで初めて編地が「わ」になります。続けて、1段めの周囲を拾いながら編み図の通りに、模様編みを編み入れていきます。
2.花びら2段めの編み図
鎖編みの作り目が5目になっただけで、編み方は葉と同様です。模様編みが2目減っている分、1番長い目が「中長編み」になっているので気を付けてください。
3.花びら1段めの編み図
こちらも、鎖編みの作り目が3目になっただけで、編み方は葉と同様です。模様編みが2目減っている分、1番長い目が「細編み」になっているので気を付けてください。
花びらが1段増えるごとに、「鎖編み」の作り目が2目ずつ増えています。花びらをもっと重ねたい方は、「鎖編み」の作り目を2目ずつ増やして編み、さらに模様編みの中央にくる1番長い目も「長々編み」や「3つ巻き長編み」等つど変えて編んでください。
3.編み方
1.ポインセチアの花と葉を編む
画像は、花びら2枚めの1段めを編んでいるところです。鎖編みと細編みの連続を5回編んだ後、1目めの作り目に「引き抜き編み」をすることで初めて「わ」になります。
そのまま続けて2目めに「細編み」→「中長編み」→「細編み」・・・を繰り返しながら編んでいきます。編み終わりの糸は、1枚めの花びらと葉の部分は後程使用するので、長めに残してカットしてください。
3枚編み終わりました。3枚それぞれの編み始めの糸と、2枚めの編み終わりの糸は、編地の目立たないところに通して糸端をカットしてください。
2.ポインセチアを組み立てる
3枚を花びらが交互に見えるように重ね、花びら1枚めで残して置いた糸を使って、中央で縫い付けます。縫い終わりの糸は、編地の目立たないところに通してカットしてください。
葉で残して置いた糸を使って、パールビーズを縫い付けていきます。花びら1枚1枚の根本にビーズを縫い付けてください。
ビーズの向きを整えて完成です。中央の空白が気になる方は、もう1個ビーズを中央に置いて、ボンドで付けても可愛いと思います。お好みで作ってみてください。
大きさは、約5㎝×5㎝になります。花をたくさん作ってカゴ等に飾ったり、花をヘアピンやヘアゴムに仕立てて髪に飾ってクリスマス気分を楽しむのもおススメです。皆さまもぜひ編んでみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。