刺繍糸でかぎ針編み「ハートの小物入れ」の編み方

刺繍糸でかぎ針編み「ハートの小物入れ」の編み方 小物入れ

今回は、刺しゅう糸1束(1束約8m)で編むことが出来るミニ小物入れシリーズ第3作め「ハート型の小物入れ」を編みました。ハート型は側面を高く編んでいくと山と山の間がだんだんフラットになってしまうので、特有の凹みを作るのに試行錯誤しました。。なんとか形になったので、編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸 1束(約8m)、かぎ針 3号

 

2.編み図

画像をクリックしていただくと、編み図が大きくなります。

ハートの小物入れの編み図

「鎖編み」の作り目15目から編みはじめ、底を三角に編んだ後、側面は目数の増減無しで編んでいきます。最後の段は12段めの「細編み」の足を拾って「細編みの引き上げ編み」で編んでください。

 

3.編み方

1.小物入れの底を編む

「鎖編み」の作り目15目から編みはじめ、編み図を参考にしながら、「細編み」を毎段2目減をしながら全部で7段編みます。8段めは「細編みの3目一度」を編みます。未完成の「細編み」を3目編み

糸をかけて、ループにかかっているすべてのループを引き抜きます。

「鎖編み」1目で立ち上がり、三角の側面を拾いながら「細編み」を8目編みます。

作り目を2目飛ばして、3目めに「長編み」を5目編み入れます。

さらに作り目を2目飛ばして、3目めに「細編み」を編むと、山が1つ編めました。

続いて「引き抜き編み3目」→「細編み1目」→「鎖目を2目飛ばして3目めに長編みを5目」を編み入れ、再び三角の側面を拾いながら「細編み」を8目編み、最初の「細編み」に「引き抜き編み」を編みます。

 

2.小物入れの側面を編む

側面を編んでいきます。1段めは目数の増減無しで「細編みのすじ編み」を編んでいきます。鎖目の半目にかぎ針を入れ、

「細編み」を編みます。これを1周繰り返します。

1段めが編めました。側面の2、3段めは「細編み」を編みます。

側面を3段編み終わりました。山と山の間がだんだんフラットになってきました。。

最後の段は「細編みの引き上げ編み」を編んでいきます。「鎖編み」1目で立ち上がり、前段の「細編み」の足にかぎ針を入れます。

そのまま「細編み」を編みます。「細編みの引き上げ編み」が1目編めました。

2目めも同様に前段の「細編み」の足にかぎ針を入れます。

「細編みの引き上げ編み」の2目めが編めました。

そのまま続けて「細編みの引き上げ編み」を編んでいきます。山の間(1段めで「引き抜き編み」を3目編んだ箇所)まで編めたら、前段の「細編み」の足を拾いながら未完成の「細編み」を3目編み、さらに糸をかけてループを一度に引き抜きます。

「細編みの引き上げ編み3目1度」が編めました。

続けて編み進め、編み終わりは最初の「細編み」の頭に「引き抜き編み」を編み、ループに糸を通して引き締め、糸の処理をします。

出来上がりのサイズは一番長い所で約5㎝と小さめです。高さは約1㎝です。

イヤリングを2つ入れてみました。小さいイヤリングなら2つ入ります。

最初の作り目を14目にして、もう1つ小物入れを編みました。最初の三角は毎段2目ずつ減で8段。山の間の「引き抜き編み」を2目にしています。側面最後の「細編みの引き上げ編み」を編む時に、「細編みの引き上げ編みを2目1度」で編んでいます。

出来上がりのサイズはほぼ同じですが、作り目が15目のほうが山の間がハッキリ出るかなと思います。編地を縦横に引っ張ったり、山を意識的に整えると、よりきれいに仕上がります。

 

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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