かぎ針編み「ミニ半円バッグ」の編み方

かぎ針編み「ミニ半円バッグ」の編み方 バッグ

GWも終わり、日増しに暖かくなってきました。そろそろ夏用のバッグを準備するために、試作用のミニサイズバッグを何種類か編んでみることにしました。ミニバッグの中から気に入ったデザインを使って、今年持ち歩く大きいバッグを編もうと思います!

まず最初の1個めは、半円デザインのショルダーバッグをイメージして編みました。ミニバッグの中でも大きく編みあがったので、このままハンギングネットとしても使えそうです。編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸(1束約8m)・・・8束、かぎ針 4号、縫い針

※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。

 

 

2.編み図と編み方

各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。

1.半円を編む

「わ」の中に4目「細編み」から編みはじめ、編地を裏表に返しながら半円に編んでいきます。

8段めは、半円のフチ直線部分を拾って編んでください。

 

 

画像は「わ」の中に4目「細編み」を編み入れ、「わ」を引き締めた後の編地になります。ここからは、「長編み」の段は裏、「細編み」の段は表を見ながら編みます。編み図のとおりに全部で7段編んでください。

8段めは、編地の直線部分を拾って「細編み」を編みます。「細編み」の箇所からは1目、「長編み」の箇所からは3目拾ってください。全部で27目拾います。

半円の編地が編めました。編み終わりの糸はもう使用しないので、ここで編地の目立たないところに通して処理してもよいですし、フチを編むときに一緒に編みくるんでも良いです。お好きな方法で処理してください。

同じものを2枚編みます。

 

2.半円のフチを編む

フチは、半円の編地8段めから続けて編みます。ここで編み記号の訂正があります。3段めの「長編み交差編み」を「長々編み交差編み」に変更してください。

3段めは「長編み」と「長々編み交差編み(間に鎖編みを編む)」を編みます。

「長々編み交差編み(間に鎖編みを編む)」は、かぎ針に糸を2回かけて前段の「細編み」の頭3目先にかぎ針を入れ、「長々編み」を1目編みます。続けて「鎖編み」を1目編み、再びかぎ針に糸を2回かけて、前段の「細編み」の頭を2目戻って針先を入れ、「長々編み」を編みます。

6段めは「バック細編み」を編みます。立ち上がりの「鎖編み」を1目編んだあと、編地を裏返さないで、針先を進行方向とは反対に進めながら、「細編み」を編みます。

もう1枚も同様にフチを編みます。ここまでで糸を4束使用しました。

 

3.持ち手とマチを編む

編地のフチを拾いながら「細編み」を編みます。直線部分は両端9目ずつ(「細編み」部分は1目、「長編み」部分は3目拾う)、半円の部分からは32目、全部で50目拾ってください。

続けて「鎖編み」を50目編み、最初の1目めに「引き抜き編み」をして鎖目のコードを編み留めます。

2段めは立ち上がりの「鎖目」を1目編んだあと、目数の増減は無しで、前段の「細編み」の頭奥1本を拾って「細編みのすじ編み」を50目編みます。持ち手部分は、鎖目を作り目として、「細編み」を50目編み入れてください。編み終わり最後の目は、1目めに「引き抜き編み」を編んで編地を「わ」にします。3段めは目数増減なしで、「細編み」を編みます。4段めは、持ち手以外の箇所50目だけ「細編み」を編みます。編み終わりの糸は縫い付けに使うので、そのまま残しておいてください。

持ち手部分は編地1枚につき、2束糸を使用しました。編み途中で糸を足しながら編んでください。

 

4.バッグを組み立てる

残しておいた糸端を針に通し、編地を合わせて巻きかがりでバッグのマチ部分を閉じていきます。

閉じ終わりました。マチ部分は約3cmになります。

持ち手を合わせて縫い閉じていきます。縫う開始位置を移動したいので、10目ほど「細編み」の足から針を通して、糸を出しておいてください。

持ち手を重ね合わせて巻きかがります。縫い終わりも10目ほど残してください。

片方縫い終わりました。このまま反対の持ち手の端も巻きかがります。

余分な糸端を編地の目立たないところに通してカットし、完成です!

大きさは、半径約8㎝程度になります。持ち手部分がもう少し短くても良かったかなと思いつつ。。

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです♪

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