刺繍糸でかぎ針編み「節分飾り「トラ柄のマス」」の編み方

刺繍糸でかぎ針編み「節分飾り「トラ柄のマス」」の編み方 季節の飾り

1月になってから10日間ほどが過ぎ、お正月気分もすっかり抜けてきました。そろそろ2月の行事「節分」へ向けて、ミニ飾りを作成したいと思います!

節分の飾り1つめは「トラ柄のマス」を編みました。トラ柄は鬼のパンツのデザインをイメージしています。鬼がトラ柄のパンツを履いているのは魔除けに関わる鬼門と関係しているようですが、私は伝承などに詳しくないので、単純にトラ柄のマスにしたら強くなれそうかな。。とデザインしてみました。気になる方は豆まきでは使わずに、あくまで飾りとしてお楽しみください。編み図と編み方をご紹介します。

 

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1.材料

刺しゅう糸(1束 約8m)…4束(黄色 3束、茶色 1束)

かぎ針 5号、とじ針

※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。黄色系の色を3束、濃い茶色の刺しゅう糸を1束用意してください。刺しゅう糸を使わない場合は、黄色の糸 約24m、茶色の糸 約8mを用意してください。

 

 

2.編み方

以下、編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。

1.マスの底の編み方

「わ」の中に4目「細編み」の作り目から編みはじめ、編み図の通りに、増し目をしながら7段編みます。

編地は1辺が12目の4角形になります。編みはじめがわかりにくい場合は、段数リング等目印を付けると編みやすくなります。

糸端は、編地の目立たないところに通してカットしてください。

 

 

2.マスの側面の編み方

側面1段めは、底の7段めの「細編みの足」を拾いながら、「細編みの引き上げ編み」を編みます。底の編地の裏表はお好きな方で編んでください。私は上から見る編地をキレイにしたかったので、表面から目を拾いました。

画像は1段めの2辺めを編んでいる途中です。底の7段めの「細編み」の足にかぎ針を入れ、

針先に糸をかけて引き出します。

さらに糸をかけて「細編み」を完成させます。

増し目の部分も1つずつ拾いながら、1辺12目になるように目を拾って編んでください。

裏側から見ると、並縫いのように糸が現れます。

2段め以降は糸2色を編み図の通りに配色しながら、すべて「細編み」で編みます。編み図は1面分の模様になるので、1段毎に編み図を4回繰り返して「わ」になるように編んでください。

模様編みの時は模様をはっきりと出したいので、いつも「細編みのすじ編み」で編んでいますが、今回は色の境目をあいまいにしたかったので、前段の細編みの頭をすっぽりと拾う「細編み」で編みました。

糸を編みくるむ技法は以下のリンク「3.編み方 2.「細編みのすじ編み」で糸を編みくるむ方法」を参考にしてください。

刺繍糸でかぎ針編み「うしと鈴のお守り」の編み方

画像は5段めまで編み終わったところです。ここで糸が1束無くなったので、もう1束投入しました。

10段編み終わりました。編み終わりの糸は、後から底と側面を縫い付けるために使うので、長めに残して置いてください。

 

 

3.マスの側面を縫い付ける

側面を丈夫にするために、半分を内側に折り込みます。丁度色の境目で折りたたまれます。

底を上になるように押し出して、先ほど残して置いた糸を針に通し、底の7段めの「細編みの足」と側面の10段目「細編みの頭」を拾いながら縫い閉じていきます。縫い目が表側に出ないように気を付けてください。

底と側面を縫い終わったところです。参考までに刺しゅう糸の残量も一緒に写しました。濃い茶色の糸以外は、ほぼ使い切りです。

底をふたたび下へ押し戻して、形を整えたら完成です!

大きさは約5㎝×5㎝のミニサイズになります。

早速自宅にあった「千石大豆」を入れてみました。粒の小さい豆なので、たくさん入りました。

刺繍糸でかぎ針編み「節分飾り「トラ柄のマス」」の編み方

次回は「オニ」の飾りを編む予定です!

読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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