今回は前回の「ネコのフォトフレーム」に続いて、裏地が無いタイプの丸い形のフォトフレームを編みました。フレーム自体に厚みが無いので、保育園や幼稚園など、お世話になった先生へプレゼントするアルバムの装飾などにおススメです。編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
刺しゅう糸…約5m50cm、かぎ針 3号、とじ針
※ダイソーで購入した刺しゅう糸を使って編んでいます。
2.編み図と編み方
編み図をクリックしていただくと画像が大きくなります。
3段めの途中で「くまの耳」を編みます。詳しい編み方は後ほどご紹介します。
「鎖編み」の作り目を30目編んでから「わ」にします。実際に編む号数よりも1号大きいかぎ針を使用すると、作り目が拾いやすいのでおススメです。
続けて1段めは、作り目の裏山を拾いながら「細編み」を編みます。2段めは、増し目をしながら「細編み」を編みます。
3段めは、途中で耳の部分を編んでいきます。最初に立ち上がりの「鎖編み」を1目編み、増し目をしながら「細編み」を7目編みます。続けて「鎖編み」を5目編みます。
編地を返して、先ほど編んだ「細編み」を戻って5目飛ばし、6目めに「引き抜き編み」を編んで鎖目を編みつけます。以下の画像は、裏側から編地を見たところです。
再び立ち上がりの「鎖編み」を1目編み、編地を表に返します。
続けて今編んだ鎖目をすっぽりと拾って、編み図のとおりに「細編み」「中長編み」「長編み」を2目ずつ、「長々編み」を1目、「長編み」「中長編み」「細編み」を2目ずつ編み入れます。
耳部分を編み終わったら、また2段めの「細編み」の頭に「細編み」を編み入れていきます。増し目をする箇所に気を付けてください。「細編み」を7目+5目編み終わったら、先ほどと同様に「鎖編み」を5目編みます。
編地を返して、先ほど編んだ「細編み」を戻って5目飛ばし、6目めに「引き抜き編み」を編んで鎖目を編みつけます。以下の画像は、裏側から編地を見たところです。
再び立ち上がりの「鎖編み」を1目編み、編地を表に返します。続けて今編んだ鎖目をすっぽりと拾って、編み図のとおりに「細編み」「中長編み」「長編み」を2目ずつ、「長々編み」を1目、「長編み」「中長編み」「細編み」を2目ずつ編み入れます。
耳部分を編み終わったら、続けて増し目をしながら3段めを編みます。編み終わりは「わ」の処理をします。ループを引き伸ばしてかぎ針を抜きます。
ループを半分にカットしてから余分な糸を除き、残りの糸を閉じ針に通します。針を最初の1目めの「細編み」の頭に通します。
続けて編地を裏返し、最後の1目の「細編み」の頭半目と、細編みの足に針を入れます。
針を抜いて、糸を通します。この時、糸を引きすぎないように気を付けてください。
「わ」の処理が終わったら、残りの糸端は編地の目立たないところに通してカットします。
編みはじめの糸も目立たない所に通してカットし、フォトフレームの完成です。
大きさは外側【縦】約6㎝×【横】約8㎝×【厚み】約0.2cmです。
内側は【直径】約2.5㎝の円になります。
雑誌の切り抜きを入れてみました。実際に顔写真を入れるとさらに可愛いと思います♪
裏地が付いていないタイプなので、画用紙への装飾や透明フィルムで挟むタイプのアルバムなどへの装飾におすすめです。画用紙に貼るときは、両面テープなどで貼ってください。
フレームの耳の形を変えると色々な動物のシルエットになるので、バリエーションを増やして個性を演出したりするのも楽しいと思います♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。