ダイソーで購入した「グリッターカラー」という刺しゅう糸を使って、アクセサリーを作ろうシリーズ第2作めをご紹介します。
グリッターカラーの使用感は、以下のリンクを参考にしてください。
ダイソー刺しゅう糸「グリッターカラー」を使って「えびコード」で編むブレスレットの作り方
今回は「スレッドコード」というかぎ針の技法を使ってブレスレットを編みました。「えびコード」よりも細くて、さりげなく身に着けられるシンプルなブレスレットが出来ました♪
最初に「スレッドコード」の編み方からご紹介します。
1.「スレッドコード」の編み方
編み方の説明で使用している糸は、麻ひもに似ているのですが、麻ひもよりも手触りが良く柔らかい糸です。私は個人的にブレスレットの装着感をすごく重要視していて、麻ひものチクチクする糸は身に着けていて皮膚が痛くなるので、ブレスレットには使用しないようにしています。特に子供向けに作る場合は、糸の手触りをぜひ気にしてみてください。
編み目が詰まっているほうが綺麗な「鎖編み」に仕上がるので、使用するかぎ針は普段使用しているかぎ針より1号小さい物を使用することをお勧めします。もともと編み目がキツイ方はそのままの号数で大丈夫です。
1.「鎖編み」を編む
編みはじめは、糸とグリッターカラーの刺しゅう糸を2本合わせて「鎖編み」を1目編みます。後程ブレスレットの留め部を作るので、「鎖編み」の編み始めは糸端を10㎝程度残してください。
2.針先に刺しゅう糸をかけて、鎖目を編むを繰り返す
編み糸だけを指にかけた後、グリッターカラーの刺しゅう糸の方を手前から向こう側へクルリと針先にかけてループを作り、ループの根本を指で押さえます。
続いて編み糸を針先にかけ
そのまま、先ほどかぎ針へかけた刺しゅう糸のループと、もともとかぎ針にかかっていたループを合わせて一緒に引き抜き、「鎖編み」を1目編みます。
ちなみに「鎖編み」を編むときのコツですが、針先を一定の向きにして糸をかけるよう注意してください。針先が上を向いたり下を向いたり定めずに編んでしまうと、鎖目の捻じれがひどくなるので注意してください。
また刺しゅう糸を手前から向こう側へかけます。
編み糸を針先にかけて、刺しゅう糸と一緒に引き抜きます。
「鎖編み」が出来ました。
同様に必要な長さ分 刺しゅう糸をかける→編み糸をかけて引き抜き、鎖目を編む を繰り返します。
画像は、数目編み終わったところです。横にグリッターカラーのラインが出来てきました。
中央にも「引き抜き編み」のような模様が浮き出ています。
スレッドコードを12㎝程編みました。最後の目は編み糸と刺しゅう糸を2本合わせて鎖目を編み、そのまま糸を引き出して10㎝程度残して糸を切ります。
スレッドコードが捻じれてしまっている場合は、コードの両端に待ち針を打ち、上からスチームアイロンで蒸気をかけて、冷めるまでそのまま置いてください。刺しゅう糸が縮んでしまうので、アイロンを近づけすぎないように気を付けてください。
2.「スレッドコード」を使ったブレスレット
今回はブレスレットの留め部に、シルバーのビーズを通しました。
ビーズの穴は、大きすぎるとブレスレットを着けている時に緩んできてしまうので、ちょっと狭くて、ギリギリ糸が通っているというくらいの大きさがベストです。
ビーズを留め具に使うのは、穴の大きさが合うものを見つけることが大変ですし、糸を通すのも難しいので、ご紹介しておきながらあまりお勧め出来ません。。。
ブレスレットの留め方に関しては、糸の端を結んで留める方法も以下のリンクでご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
ダイソー刺しゅう糸「グリッターカラー」を使って「えびコード」で編むブレスレットの作り方
ここからは、実際に作ったブレスレット3個をご紹介します。
1.麻糸と紫のグリッターカラーを使ったブレスレット
1つ目は、作り方の例でも使っていた麻ひもに似た素材の糸と、紫のグリッターカラーの刺しゅう糸を組み合わせて編んだブレスレットです。紫色が上品さを醸し出す大人な感じのブレスレットが出来ました。
使用した糸はこちらです。
自宅にあった余り糸を使いました。糸の長さを正確に測っていないので申し訳ないですが、恐らく1m程あれば作れると思います。画像の余り糸でも全ては使いませんでした。使用したかぎ針は3号です。
ブレスレットの「スレッドコード」部の長さは12㎝程、幅は0.5㎝程です。留め部分の糸の長さは両端とも5㎝程です。
2.コットン糸と水色のグリッターカラーを使ったブレスレット
2つ目は、綿100%の糸と水色のグリッターカラーを組み合わせて編んだブレスレットです。水色が爽やかで、可愛らしいブレスレットが出来ました。
使用した糸はこちらです。
こちらも自宅にあった余り糸を使いました。確か「セリア」で購入した糸だったと思います。再び糸の長さを正確に測っていないので申し訳ないですが、恐らくこちらも1m程あれば作れると思います。画像の余り糸でも全ては使いませんでした。使用したかぎ針は3号です。
ブレスレットの「スレッドコード」部の長さは12㎝程、幅は0.5㎝程です。留め部分の糸の長さは両端とも5㎝程です。
3.刺しゅう糸と銀色のグリッターカラーを使ったブレスレット
3つ目は、黒い刺しゅう糸とシルバーのグリッターカラーを組み合わせて編んだブレスレットです。シルバーがチェーンのようにも見え、着け心地は柔らかいのに高見えするブレスレットが出来ました。ブレスレットの幅が細いので、ポイントでチャームを付けても素敵だと思います。
使用した糸はこちらです。
「セリア」で購入した刺しゅう糸の1色を使いました。「ダイソー」よりも質は良いのですが、糸の長さは1m程しかありません。色の展開も「ダイソー」の刺しゅう糸のほうが豊富なので、作る作品に合わせて使い分けています。1m全て使い切りました。かぎ針はレース針の8号を使いました。
ブレスレットの「スレッドコード」部の長さは14㎝程、幅は0.3㎝程です。留め部分の糸の長さは両端とも4㎝程です。
以前ご紹介した「えびコード」のブレスレットと比較してみました。
「えびコード」のほうが存在感はあるかと思いますが、「スレッドコード」のさりげなさも素敵だと思います。何色か重ねて付けても可愛いです。
まだまだ「グリッターカラー」の刺しゅう糸が残っているので、次回はブレスレット以外の物にもチャレンジしてみたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。