ダイソーで購入した「ミストヤーン」を1玉使って、かぎ針編みで「スマホポーチ」を編みました。ミストヤーンの特徴的なふわふわな糸の質感を活かしたくて、リング編みの技法を使って編んでみたら、可愛いポーチが編めました♪編み図と編み方をご紹介します。
1.材料
「ミストヤーン」・・・1玉
ボタン(直径2.5㎝)・・・1個
かぎ針 5号、とじ針、お好きなバッグの持ち手
※ダイソーで購入した「ミストヤーン」を使って編んでいます。質感はモヘアのようなふわふわした毛糸です。素材はポリエステル100パーセント、重さは約35g(約140㎝)です。糸がからまりやすいので、編み間違えたときにほどきづらいことが難点でしたが、色のグラデーションがとても可愛い毛糸です♪
2.編み方
以下、編み図をクリックしていただくと、編み図が大きく見えます。
1.ポーチの底を編む
はじめに、ポーチの底を編んでいきます。
「鎖編み」30目の作り目から編みはじめ、立ち上がりの「鎖編み」を1目編み、作り目を編み図通りにぐるりと62目拾いながら「細編み」を編みます。楕円形の底が編めたら、そのまま目数の増減無しで「細編み」を全部で10段編みます。
2.ポーチの側面を編む
ポーチの側面は、編地を交互に裏返しながら「リング編み」と「細編み」を編んでいきます。
「リング編み」は、指1本を糸にかける編み方をしています。まず、立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、編地を裏面にかえします。(裏面を見ながら編んでいきます。リングが表面に出来ます。)
前段の「細編み」の頭にかぎ針を入れ、針先に糸をかける前に、中指を使って編み糸を指1本ぶん下へおろします。
中指に糸をかけたまま、針先に編み糸をかけて引き出します。中指に糸が巻き付いている状態になります。
再び針先に糸をかけてかぎ針にかかっているリングを引き抜き、「細編み」を完成させます。
中指を抜いたら「リング編み」の完成です。同様に、表面にリングが出来るように編み進めます。
側面1段めが編み終わったところです。
2段めは、立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、編地を表面にかえします。リング模様が手前に出ている状態で「細編み」を編み進めます。
以下同様に、立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、編地をかえすを繰り返しながら、「リング編み」と「細編み」を交互に全部で26段編みます。27段め以降は「細編み」を6段編みます。
3.ポーチの上部を編む
ポーチの側面から続けてポーチの上部を編みます。上部1段めは、立ち上がりの「鎖編み」を編んだ後、編地をかえして裏面を見ながら30目「細編み」を編みます。
4段めまでは、増減無しで「細編み」を編みます。ボタンホールの箇所は、「細編み」を12目編んだ後、続けて「鎖編み」を6目編み、そのまま前段の細編みを6目とばして7目めに「細編み」を編みます。
6,7段めは減目をしながら編みます。ボタンホールの箇所は「細編み」を6目編み入れてください。
最後にフチをグルリと「バック細編み」で編んでいきます。「バック細編み」は、その名のとおり、1目ずつ後ろの目を拾いながら「細編み」を編んでいきます。かぎ針を回転させながら、画像の→の箇所、黄色い部分に針先を入れます。
針先を入れたところです。
そのまま糸をかけて引き出します。
さらに糸をかけてかぎ針にかかっている2ループを引き抜き、「細編み」を完成させます。
フチを1周編み終わったら、ループを引き伸ばしてカットします。
片方の編み糸を引き抜きます。残っている糸を閉じ針に通します。最初の目に針を入れ、
最後の目に針を入れます。
後は編地の目立たない所数目に針を通し、糸がゆるまないことを確認して余分な糸をカットします。
4.ボタンと持ち手のフックを縫い付ける
針に糸を通し、2本取りにして結びます。ボタンの穴に針を通し、さらに結び目の間にも針を通します。
糸を引くと、糸の結び目がボタンの裏側にきます。
本体の中央に目印をつけ、ボタンを置いて縫い付けます。
編地の厚さを考慮して、ボタンの足に多めに糸を巻き付けてください。
持ち手のフックは、「鎖編み」4目で作り目を編み、「細編み」を16段編みました。縫い付け用に長めに編み終わりの糸端を残しておいてください。2本編みます。
2つ折りにして、ポーチの裏側端に縫い付けます。簡単に取れないように、しっかりと四角く縫い付けてください。
スマホポーチ完成です!
私は手持ちのチェーンを付けてショルダータイプにしましたが、短めの持ち手を付けたらハンドバッグにもなります。お好みでアレンジしてみてください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。