糸玉に巻いてある紙のラベルには、編み物をするための詳しい情報がたくさん載っています。
ラベルの見方を学んだので覚書を兼ねてご紹介します。
①糸の名前…画像のラベルは「コットン」という品名の糸になります。
②適合針…この毛糸で作品を作るにあたっての適した針の大きさや、機械ピッチの目安を表しています。作り手個人の手加減によっても違うので、必ずしもこの針を使わなくても大丈夫です。
③標準ゲージ…10㎝四方の面積に入る標準的な目数と段数です。特に指示が無ければ棒針編みのメリヤス編みで編んだ場合を表します。
④お手入れ方法…洗濯やアイロン温度など、洋服などのお手入れ表示と同じマークです。
⑤毛糸1個の重さと長さ…重さと糸の関係でおおよその糸の太さがわかります。同じ重さで比べた場合、糸長が長い方が糸は細くなります。同じ太さ表示(極太など)でも糸の太さが違うことが多いので、この表示は大変参考になります。
⑥糸の素材や品質…コットン、ウール、アクリルなど糸の素材を表示しています。
⑦色番号とロット…ロットが同じなら同じ染色槽で染められています。色番号が同じでもロットが違うと微妙に色が異なることがあります。購入時には注意してください。
作品を作っていて途中で毛糸が足りなくなった場合、追加購入するときは手持ちの毛糸のラベルを必ず見てください。万が一の時のため、作品を作り終わるまでは毛糸のラベルを捨てずに1枚は残しておくことをお勧めします。