今回は、前回よりもさらにリボンの柔らかな素材感を活かした「お花のモチーフ」にチャレンジしました!指にリボンを絡めながら編むことで、より立体的な花びらを編むことが出来ました♪サテン素材のリボンは高級感があるので、コサージュやヘアピンの他、プレゼントのラッピングなどにもおススメです。編み方をご紹介します。
【出来上がりサイズ】(直径) 約 7cm
1.材料
・サテンリボン(約12mm幅×3m)・・・1個
・その他・・・かぎ針 9号
※かぎ針で編むことを考え、サテンリボンの幅は約12mmのものを選びました。
2.編み方
編み図を描かなかったので、画像を多めに添えて編み方をご紹介します。
はじめに「わ」の作り目をするのですが、サテン素材は滑りやすく横幅もあるので作り目を作るのが難しく、通常の糸を使って編む方法とは編み方を変えました。
1.画像のように指2本にリボンを2回巻いて「わ」を作り、かぎ針を「わ」の中へ入れます。
2.巻き終わりのリボンが重なった部分を親指で押さえながら針先にリボンをかけ、
リボンを引き出します。
3.立ち上がりの「鎖編み」を1目編みます。針先にリボンをかけ、
かぎ針にかかっているループにリボンを引き出します。
「鎖編み」が1目編めました。
4.「細編み」を1目編みます。作り目の「わ」の中に針先を入れ、
針先にリボンをかけて引き出します。
さらに針先に糸をかけて、
かぎ針にかかっているループを2つ引き抜きます。「細編み」が1目編めました。
5.手順4を4回繰り返し、「細編み」を全部で5目編みます。
6.かぎ針にかかっているループを引き伸ばし、一度かぎ針を抜きます。
リボンの端を軽く引き、2重になっている作り目の「わ」の動く方を確かめます。次に、先ほど動いた方のリボンを引いて、動かない方のリボンを引き締めます。
最後にリボンの端を引いて、作り目の「わ」全体を引き締めます。
7.かぎ針をループに戻し、ループを引き締めます。
8.最後に「引き抜き編み」を1目編みます。「わ」の作り目の最初の「細編み」の頭1目めに針先を入れ、
リボンをかけて引き抜きます。
そのまま針先にリボンをかけずにかぎ針にかかっているループを引き抜き、「引き抜き編み」を完成させます。
9.「鎖編み」を7目編みます。針先にリボンをかけて
かぎ針にかかっているループを引き抜き「鎖編み」を完成させます。
同様に「鎖編み」を7回繰り返します。
10.前段の次の目の「細編み」の頭奥1本(画像のみどりの→の箇所)へ
針先を入れます。
リボンをかけて引き出し、
さらにかぎ針にかかっているループを引き抜き、「引き抜き編み」を完成させます。
11.手順9~10を繰り返し、花びらを5枚編みます。
12.一度編み終わりの処理をします。ループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、編みリボンの端をループへ通します。
そのままリボンを引き、ループを引き締めます。
13.2段めの花びらを編んでいきます。前段の「細編み」の頭手前1本(画像のみどりの→)へかぎ針を入れ、
針先にリボンをかけ
そのままリボンを引き出します。
14.「鎖編み」を1目編みます。
15.ツルツルの面が表になるように、人差し指にリボンを巻きます。ゆるまないように、きつめに巻いてください。
16.リボンを指に巻いたまま、前段の「細編み」の頭手前1本に針先を入れて、リボンを引き出します。
そのまま針先にリボンをかけずに、かぎ針にかかっている奥側のループを引き抜きます。
17.まだリボンを指に巻いたまま、「鎖編み」を1目編みます。針先にリボンをかけ、
かぎ針にかかっているループを引き抜きます。
「鎖編み」を1目編み終わったら、リボンから指を抜きます。
18.手順15~17を5回繰り返します。
19.最後はループを引き伸ばしてかぎ針を抜き、ループへリボンの端を通し、
リボンを引いてループを引き締めます。
モチーフを裏返して、裏側に編み終わりのリボンを通し、編み終わりの処理をしてください。編地を通す際に使う道具として、リボンの幅が通る針は毛糸針ですが、無い場合はクリップやゴム通し、ピンセットなどを使って通しても良いですし、そのまま短くカットして裏の見えないところで、ボンドを使って留めてしまうのもありかと思います。お好みで処理してください
20.モチーフを表に返して、形を整えたら完成です!
仕上げに中央にパールを付けてみました。画像のパールは幅10㎜の物です。ヘアピンなどを付けてコサージュやヘアクリップに仕立てても可愛いと思います。
前回2作めで編んだモチーフよりも、さらにリボンの柔らかな感じが出せたかなと思います。
読んで頂いてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。