以前から秋冬用の帽子を編むときは棒針を使う事が多かったのですが、今年はかぎ針編みで帽子を編んでみました!デザインを考えるために色々リサーチしていると、どうやら「バケットハット」なるものが流行っているらしいことがわかり、それならばと手元にあった布用の「チューリップハット」の型紙をベースに、トップとブリムの形を少し小さくしたハットを編んでみました。あえて同じ箇所で増し目をすることで、トップに凹凸のある「シンプルなハット」となっています。
ひたすら「細編み」を使ってグルグル編むだけなので、とても簡単に編めます。帽子を単色の糸で編めば材料費330円で1つ出来るので、色々な色を使って何個か揃えたり、糸の素材を変えて編んだりと、様々なアレンジが楽しめるかなと思います。編み図と編み方をご紹介します。
【帽子出来上がりサイズ】
トップ~サイド 約19cm × 頭周り 約56cm × ブリム 約90cm
1.材料
・セリア「なないろ彩色(さいしょく)」・・・3玉
かぎ針7号、閉じ針
※セリアで購入した「なないろ彩色」という糸を使って編みました。このシリーズは、少しくすみ感のある優しい色合いの毛糸が多いように感じます。今回は帽子の形がわかりやすい色にしたかったので、オフホワイトを選びました。
毛糸の材質は、アクリル85%とウールが15%が混ざりあっているタイプです。手触りは少しチクチクしていますが、仕上げにスチームアイロンをかければ落ち着きます。ラベル表記では指定かぎ針のサイズが8号~10号となっていますが、今回は少し目が詰まっているかっちりとした帽子を編みたかったので、サイズを1つ下げた7号のかぎ針を使って編みました。
2.編み図と編み方
各編み図をクリックしていただくと、画像が大きくなります。初めてペンタブレットなるものを使って編み図を書いてみたので、見づらい箇所もあるかと思いますが。。温かい目で見て頂けると嬉しいです。ペンタブレット早く使い慣れたいです。。頑張ります。。。
1. トップ~サイド
「わ」の中に6目「細編み」の作り目から編みはじめ、毎段同じ箇所で増し目をしながら、編み図の通りに「細編み」を編みます。
グルグル編むことに夢中になってしまい、途中経過の画像を撮り忘れてしまいました。。。
ひたすら「細編み」を使って、前段と同じ箇所で増し目を繰り返すだけというシンプルな編み方になります。編み慣れてきたら、ある程度帽子を編み終わった時点でご自身の頭に帽子をのせてみて、サイズを確認しながら編み進めるとお好きなサイズの帽子になります♪
2. ブリム
編み図が大きくなりそうだったので、省略して書きました。編み図の1区切りを6回繰り返すことで、1段となります。38~40段めは、増し目の箇所が変則的になるので気を付けてください。
最後の41段めは、「バック細編み」でフチを編みます。編み方はリンク先を参考にしてください「バック細編み」。仕上げに、帽子の中に新聞紙などを詰めて形を整え、スチームアイロンをあてて完成です!
出来上がった帽子を実際に試着してみました!画像のモザイクが怪しい人感満載ですが。。帽子をかぶったときのイメージとして参考にしていただけたら嬉しいです。
横から見た画像です。サイドがさみしいので、リボンやモチーフなどのポイントがあると良いかなと思います。
今回はアレンジがしやすいようにあえてシンプルな帽子を編みました。他にも多色の毛糸を使って編んだり、リボンやモチーフをつけたり、ボーダー柄にしてみたりと、お好みでオリジナルの帽子を楽しんでください♪
読んでいただいてありがとうございました。どなたかの参考にしていただけたら嬉しいです。